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第42回 ステークホルダーマネジメントその前に(2)(2021.05.12)

プロジェクトマネジメントオフィス 鈴木 道代


◆ステークホルダーマネジメントその前に(2)

前号では、信頼関係がないと、ステークホルダーからのエンゲージメントを獲得することが難しいことを述べました。

・この人は、信用しても大丈夫だ
・彼の功績は素晴らしい
・信頼に足る成果を上げてくれるであろう

また、ステークホルダーとは利害が一致するとは限りませんので、コンフリクトが発生することも当然あります。
コンフリクトの解決には、下記の5つの方法があります。

・回避:とりあえず、何もしない
・恩恵:相手の要求を恩恵的に受け入れる
・支配:自分の要求を強力に言及する
・妥協:自分の成果を得ること、相手が成果を得ることに適度に努力する
・統合:自分だけではなく、相手も高い成果を得るように努力する

詳細は、下記コラムをご覧ください。
PMの道具箱 第86回 WinWinコミュニケーションシート(1)〜対立解消の交渉手法

プロジェクトを進めていくためには、統合(WinWin)にて、ステークホルダと交渉していく必要があります。

支配の態度をとると、「この人は、自分の主張を押し付けてくる人だ」
妥協の態度をとると、「ほどほどのところを考えている人だ」
恩恵の態度をとると、「くみしやすい、やりやすい人だ」

などと、相手は思うかもしれません。
プロジェクにおいては、ステークホルダーとは、勝ち負けではありません。信頼関係を構築し、統合にて問題を解決し、プロジェクトを進めていきたいのです。

影響力の法則(R)では、相手が望むカレンシーを相手に渡します。
感謝、理解、受容、一体感、当事者意識、参画意識、自己意識、安楽さ、などもカレンシーです。

相手とのやり取りの中で、感謝を示す、相手への理解を深める、相手を受容する、相手に安楽さを提供する、などは誰でもできることですし、信頼関係構築には絶対に必要です。

影響力の法則(R)については、下記コラムをご覧ください。

影響力の法則 第1回 なぜ、影響力なのか?

1度ならず何度も、ある人のミスをフォローしたことがあります。しかし、その方から、お礼も陳謝も全くありませんでした。

なんて、誠意がない人だと思ってしまいます。

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  講師:鈴木道代(株式会社プロジェクトマネジメントオフィス,PMP,PMS)
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                  13:30-17:00(13:20入室可)
       ※ZOOMによるオンライン開催です。2日間に分割して開催します
       ※少人数、双方向にて、ディスカッション、ロールプレイを行います
  講師:鈴木道代(株式会社プロジェクトマネジメントオフィス,PMP,PMS)
  詳細・お申込 https://pmstyle.biz/smn/influence20.htm
  主催 プロジェクトマネジメントオフィス
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【カリキュラム】
1.ステークホルダーマネジメントとは何か
 ・ステークホルダーに動いてもらう
 ・ステークホルダー・エンゲージメント・マネジメント
2.ステークホルダーの特定・プロジェクトのパラメータ
 ・ステークホルダー・マトリクス
 ・ステークホルダー影響グリッド
 ・ステークホルダー・マネジメント戦略
 ・(演習2)ステークホルダーリスト
3.影響力の法則(R) ・影響力とは何か?
 ・「カレンシーの交換」メカニズム
 ・ステークホルダーの目標を把握し、カレンシーを計画するステップを学ぶ
 ・(演習3)カレンシーを考える
4.概念的に考えて具体的に行動する・コンセプチュアルスキルとは
 ・本質を見極める
 ・洞察力を高める
5.ステークホルダーと良い関係を作る・WinWinの関係
 ・信頼を得る
 ・チームを結束させる
 ・(演習5)期待と要求のロールプレイ
6.まとめ
 ・(演習6)カレンシーを再考する
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著者紹介

鈴木道代、PMP、PMS
株式会社プロジェクトマネジメントオフィス、PMstyleプランナー
神戸大学工学部卒業後、アパレル企業の情報システム部に所属し、データベース管理者、システムエンジニア、リーダーとして社内システムの開発・マネジメントに携わる。
その後、独立し、小規模のシステム開発プロジェクトを受託し、プロジェクトマネジメントや開発マネジメントを担当する。
2004年、PMPを取得し、株式会社プロジェクトマネジメントオフィスにて、プロジェクトマネジメントのコンサルティング、研修講師、セミナー講師を担当する。2010年、PMS取得。

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