クリティカルシンキングは
「主体的に、合理的で内省的な思考によりものごとを多面的に捉えて、本質を見抜く思考法」
です。
本セミナーでは、プロジェクトマネジメントの典型的な課題であるにも関わらず、定型的な答えのない課題の解決にクリティカルシンキングを活用する方法を学び、プロジェクトマネジメントの取組みを考えます。
本セミナーではまず、クリティカルシンキングの初心者のために、そのエッセンスを学び、もっとも重要なポイントである「疑う」ことと、「視点を変えること」の練習をします。
その上で、3つのテーマでワークショップを行います。
一つはプロジェクト要求の分析です。プロジェクトへの要求に対しては、ステークホルダーの言い分に振り回されがちです。そこで、要求の分析にクリティカルシンキングを活用し、「顧客の現状認識を疑い、また顧客の要求を疑う」ことにより、「顧客の要求の本質を追求する」トレーニングをします。
二番目はリスクマネジメントです。リスクにおいて現象だけを追いかけていると、その意味するところが分からず、予期しなかったリスクの発生に戸惑うことがしばしばあります。このようなリスクに対して、リスク分析にクリティカルシンキングを活用することによって、本質的なリスクを洗い出し、リスクを抑えてプロジェクトを進めていくことを目指します。
このために、「プロジェクト計画や目標を疑う」ことにより、「プロジェクト計画を見直す」トレーニングをします。
三番目はステークホルダーマネジメントです。これはテーマ1の要求分析とも関係してきますが、プロジェクトにおいて重要なステークホルダーを見誤ると致命傷になりますが、現実にはある問題の意思決定者を見誤ることは少なくありません。このような問題を解決するために、ステークホルダー分析にクリティカルシンキングを活用し、適切なステークホルダーに適切な対応をしていけるようになることを目指します。
このために、
・計画を疑い、ステークホルダーを特定する
・ステークホルダーの影響力を疑う
・視点を変え、ステークホルダーの意識を変える
の3つのトレーニングを行います。
プロジェクトマネジメントの質をワンランク向上させたいと考えている人、3つのテーマで困っている人にお薦めのセミナーです。
※7時間(ハーフセミナーは、4時間+事前学習3時間、ナイトセミナーは、2時間×2日+事前学習3時間)にて、Zoomによるオンライン開催を実施します。
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本コースは、7PDU(Course or Training Ways of Working 1,Power Skills:5,Business Acumen:1)発行します。PMIの新CCR発表により、PDU証明には、サブカテゴリー別にPDU数を明記することになりました。
新CCRでは、PMP更新には、3年間で各サブカテゴリーごとに8PDU以上が必要です。
また、PDU数の登録も、サブカテゴリー別に入力します。
詳細は、PMIホームページまたは、PMI日本支部ホームページをご参照ください。
「PMI」、「PMP」は、米国Project Management Institute, Inc.の米国その他の国における登録商標です。
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