もし、あなたが3〜4名のチームのチームリーダーだったとします。メンバーに対して自分のやって欲しいことを指示する場合、一人一人にかなり具体的な(作業)指示をすることができます。
もし、あなたが50名のプロジェクトのマネジャーだったとします。メンバーの一人一人に指示をするのは不可能です。だからといって、10名のチームを作り、チームリーダーに任せておくだけでは自分の意向が反映されないでしょう。チームリーダーにも、メンバーにも同じように自分の意向を伝えなくてはなりません。
このような場合に、どのようにしますか?
これが、50年以上前にハーバード大学のロバーツ・カッツ教授が提唱したコンセプチュアルスキルのもっとも基本的な問題です。コンセプチュアルスキルの問題の本質はコミュニケーションなのです。しかも、コミュニケーションの対象は、職位が上がれば上がるほど多くなり、コミュニケーションは難しくなります。
この講座は、コンセプチュアルスキルを活用したコミュニケーションの方法について考える講座です。
この講座ではまず、「説明」について取り上げます。説明をうまくしようとすれば、まず説明したいことの本質を見極め、抽象的な概念として示しす一方で、具体的な現象を組み合せて説明する、イメージを示した上でそのイメージを分解して説明するといったコミュニケーションテクニックが必要ですが、これらはすべてコンセプチュアルスキルでカバーできるものです。
次に、「交渉」について取り上げます。交渉をうまく進めるには概念的なレベルでの対立を回避する、よりよい具体的な方法を見つける必要があります。これはコンセプチュアルスキルそのものだといっても過言ではありません。
三つめは「共感」について考えます。リーダーは権限のないときにも影響を与えて相手から共感を得る必要があります。このような行動は理屈だけではできません。自分の感じ方と客観的な意見を交え、あるいはイメージと論理を交えて初めて共感が生まれてきます。これもコンセプチュアルスキルの一つですが、ここではストーリーの活用を考えます。
最後に、以上の3つのテクニックを総動員して、冒頭に述べた直接対話できない人にいかに自分の考えを伝えるかという問題について、エクスサイズを行います。
説明が長い、交渉が下手、リーダーシップがないといった指摘をされている方、ぜひ、受講してみてください。
※7時間(ハーフセミナーは、4時間、事前学習3時間、ナイトセミナーは、2時間×2日、事前学習3時間)にて、Zoomによるオンライン開催を実施します。
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