PMBOK(R)第6版では、統合知識エリア、実行プロセス群に「プロジェクト知識マネジメント」プロセスが追加されました。
新規性が高く、短納期のプロジェクトが増え、プロジェクト活動をうまく進め、さらにプロジェクト活動の経験を活かしていくことがますます重要性を帯びてきました。そのためには、「質の高い」振返りが不可欠になってきています。
この講座は、「振返り」だけに焦点を当てて、振返りの質を向上させ、組織で行うプロジェクト活動を効果的なものにしていくための講座です。
プロジェクト活動に関連する振り返りには3つのレベルがあります。
一番目は、組織レベルの振り返りで、プロジェクトで得た知見を組織として知識にしていくことを目的として行います。ポストプロジェクトレビューと呼ばれるもので、もっとも一般的な振返りです。
二番目は、プロジェクトのレベルで、プロジェクトのワークプロセスや、チーム行動、成果物に関する振返りです。計画主導型のプロジェクトでは、この目的では計画に対する進捗会議を行います。これに対して、アジャイルプロジェクトのような計画より、チームを重視するプロジェクト運用ではこのレベルの振返りがプロジェクトの成否を決めることになります。このレベルの振返りはプロジェクトマネジメントの中で定期的に行ったり、プロジェクトの節目で行ったりします。
三番目は、プロジェクトマネジャーやメンバーが自身の成長を目的に行う個人レベルの振り返りです。このレベルの振返りは日々、内省(リフレクション)により行うのが一般的ですが、場合によってはプロジェクトの節目で、グループ全体で振返りを行うことによって、個々人の振返りに反映していくこともあります。
プロジェクト活動を成功させ、かつ、活動を通じて個人も組織も成長するには、この3つのレベルの振返りのそれぞれを「高い質」で行い、統合することが求められます。そして、この統合はプロジェクトの上位管理者はPMOがリードすることが求められます。
この講座は、プロジェクトの上位管理者やPMOスタッフなどがプロジェクトレベル、個人レベルの振返りを推進するとともに、そこで得られた知見を組織のナレッジ として活用することを想定した内容になっています。
しかし、個人レベル、プロジェクトレベルの振返りの方法をプロジェクトマネジャーが直接学び、自ら振返りを実践するとともに、組織レベルで何をすべきかを考えるという目的でも受講戴ける講座になっています。
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PMPの方へ
本コースは、 3.5PDU(Course or Training Ways of Working 0.5,Power Skills:2,Business Acumen:1) 発行します。PMIの新CCR発表により、PDU証明には、サブカテゴリー別にPDU数を明記することになりました。 新CCRでは、PMP更新には、3年間で各サブカテゴリーごとに8PDU以上が必要です。
また、PDU数の登録も、サブカテゴリー別に入力します。
詳細は、PMIホームページまたは、PMI日本支部ホームページ をご参照ください。
「PMI」、「PMP」は、米国Project Management Institute, Inc.の米国その他の国における登録商標です。
プロジェクト知識マネジメント〜質の高い振返りでプロジェクトを変える プログラム
内容
1.振返りとマネジメント
2.プロジェクト・業務レベルの振り返りの方法
3.組織レベルの振り返り方法
4.個人レベルの振り返り
5.3つのレベルの振返りを統合し、ナレッジとする
6.プロジェクトのタイプと振り返りの目的と方法
・ルーティン
・クリエイティブルーティン(アジャイル)
・イノベーション
日時・場所
【ZOOM 】2025年 01月 16日(木) 13:30-17:00
※ZOOMによるオンライン 開催です。
※少人数、双方向にて、演習、ディスカッションを行います 受講料
・PMstyle+プラチナ会員(無料会員): 16,500円(税込) ・PMstyle+ゴールド会員(無料会員): 19,250円(税込)
・非会員: 22,000円(税込)
・PMstyle+プレミアム会員(有料会員):無料
※お支払にクレジットを使用することができます。
備考欄に「クレジット希望」とご記入ください。開催確定後、お支払方法についてのメールをお送りします。
受講料の割引
※早期割引について
開催1カ月前までのお申込みにつきまして、20%引きとさせていただきます。開催確定後、20%引きの請求金額にて請求書をお送りします。
※複数名割引について(非会員のみ)
3名様以上でのお申込の場合、20%引きとさせていただきます。備考欄に、お名前をご記入ください。
3名様以上でのお申込の場合、開催を確定します。
また、5名様以上 の場合、ご希望日程の開催や企業研修にて、お受けします。お問合せ ください。
※個人受講割引について(早期割引、複数名割引との併用はできません)
受講料を個人で負担される場合、50%引きとさせていただきます。備考欄に「個人受講割引」とご記入ください。お支払は事前振込またはクレジット支払のみになり、請求書は発行いたしません。申込期間
3日前までお申込みを受付いたします。
早割(20%オフ)の対象期間は、ZOOM開催は、2024年12月16日までです。 対象
リーダー,マネジャー,プロジェクトリーダー,プロジェクト・マネジャー,PMO,プロジェクトに参加する人 講師
鈴木道代(株式会社プロジェクトマネジメントオフイス)PMP,PMS
定員
9名(最小実施人数 3人)
※ 応募者が3人に満たない場合には中止することがありますので、ご了解ください。
※ また、やむを得ず講師・プログラム等が変更になる場合もございますので、予めご了承ください。
主催
株式会社プロジェクトマネジメントオフィス
セミナー運営
株式会社プロジェクトマネジメントオフィス(受付、受講票送付、請求、本セミナーへの問い合わせはプロジェクトマネジメントオフィスが行います)
プロジェクト知識マネジメント〜質の高い振返りでプロジェクトを変える
受講者の声(掲載をご了承いただいた方の受講後のアンケートコメント) お申込み
【ZOOM】ただ単に振返りの技法を学ぶのではなく、演習を行いながら“考えて・体感して”学ぶ良い演習でした。頭を使いました。(Y.O 様)
【ZOOM】楽しく受講できました。単にメソッドを学んでメンバーに教えることを考えていましたが、振り返りはメンバー、リーダー、管理者、組織それぞれが行う必要があって、振り返るための時間も業務の中で用意する必要がある、という点は受講しないと実感できなかったので、受講してよかったです。(TI 様)
【ZOOM】演習は戸惑いながらでしたが、講義は少人数のため、随時質問ができ、理解度が高まりました。(TA 様)
ロボットを作るワークが楽しく、学びがありました。(HK 様)
自分が実施しているプロジェクトに適した振返り方法が学べた。(HK 様)
演習は、短い時間で気づきを得られるので、良いと思いました。(HK 様)
振返りの重要性を知識では知っていても、体験することで、知識ではなく、スキルとして、身につきました。(TO 様)
内容的に解りやすく、言葉の意味の説明もあったので、良かった。(MK 様)
様々な振り返り方法が、実体験として学べてよかったです。ツールは社内にも展開していきたいと思います。(SK 様)
振り返りについて色々な手法を勉強できた。PMBOK(R)でも手法の箇所が分からなかったので、この後、実践してみたい。(MO 様)
最近、疑問に思っていたことが、この講義で解決しました。今後、学んだことを実践していきたいと思います。(TT 様)
振り返りをPMBOK(R)以外含めて、体系的に学べた。社内の技術継承標準化に活用したい。(TT 様)
ナレッジギャップに数値が定量的で良かった。レゴを用いたエクスサイズが良かった。(KH 様)
振返りの手法等、いろいろな角度から学べました。また、PMナレッジは、形式的なものだけではなく、持論も必要と再認識しました。(MO 様)
演習はとても勉強になりました。現場に持ち帰って、メンバと共有し、今後に活かしたいと思います。(HK 様)
KPTの具体的なやり方が勉強になった。KPT/レッスンズラーンドについて、プロジェクトと組織で今後振返りをしていきたい。(YI 様)
振返りの重要性と難しさを理解しました。(KH 様)
レゴを使用したエクスサイズが、PM作業も含まれており、とても、面白かった。(SY 様)
演習が理解に効果的だった。(SA 様)
実践的で、実務にも応用できる内容だと感じました。(TI 様)
何故、振り返る必要があるのかわかったし、人にも説明できるようになったと思う。参加して本当に良かった。(くまもん 様)
期待通りの内容でした。社内展開したいと思います。(E.M 様)
KPTは知らなかったので、勉強になりました。(KO 様)
組織レベルの振返りの手法、振返りの統合の部分などが、興味深かったです。どう実践していくかが課題と自身では感じます。(KK 様)
後半、重要なところ(ベストプラクティス、ダブルループ・・・)のスピードが速かったので、ついていくのが大変でしたが、今までにない視点で「ふりかえり」を考えることができました。基本は、プロジェクトマネジメント視点での「ふりかえり」の研修だったと最後に感じました。組織レベル、プロジェクト(チーム)レベル、個人レベルの視点変化で、多少とまどってしまいましたが、とてもよかったです。(NY 様)
自社で活かしたいです。(YM 様)
3つの手法についての統合の話が走り気味で、残念であるが、そこは、自分たちのメンテナンス領域であり、参考となった。(SK 様)
「プロジェクト」「組織」「個人」の振返りが行ったになっていたのが良かった。自分の体験もまとめてみようと思った。(KY 様)
これからPJの振返りをやることになりますので、そのやり方含めて、検討したいと思います。本日はたくさんのインプットをいただいたので、よい振返りができると思います。(NY 様)
全体の構成は、一般マネジメントの研修にしても素晴らしい内容であり、演習は応用範囲が広く、理解しやすい。(YM 様)
ポストプロジェクトレビューで知識エリア別で行うという発想はありませんでした。また、知識エリアによって評価視点を設定して振返るというのは参考になりました。概念化は練習していきます。(SK 様)
PJの振返りとしてだけではなく、計画の立て方としても参考になった。(Suzuky 様)
少人数でしたが、とてもわかりやすく、楽しく学べました。演習の中での振返りがとても多く、業務に対しても常に振返ることを心がけることが大切だと思いました。組織での振返りが目前の目標なので、今回の内容を有効活用していきたいと思います。(H.H 様)
全体的にわかりやすかった。(KY 様)
最後の方で少し難しくなりましたが、マネジメントの常識的な知識ベースにした話が出てきた為だと思うので、自習の上、様々な種類のパターンでも振返りができるようにしたいです。ただ、ここでも最も重要なのはコンセプチュアルスキルであると感じたので、そこを強化していきたいです 。(TH 様)
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