PMstyleでは今年度、生産性の高いプロジェクトの在り方を検討するオープンな研究会を企画しています。
※その準備会を6月26日に開催します。
「働きやすいプロジェクト」アンケートの結果報告の第6回です。
第1回は、4月17日、第2回は、4月28日、第3回は5月1日、第4回は5月8日、第5回は、5月12日に配信しています。
本号では、担当業務、コミュニケーション、作業環境についての満足度の分析です。
「Q7.あなたが参加しているプロジェクトにおいて、担当業務に満足していますか?」という質問に、
はい 72.5% いいえ 27.5%
「Q8.あなたは、参加しているプロジェクトにおけるコミュニケーションに満足していますか?」という質問に、
はい 44.9% いいえ 55.1%
「Q9.あなたは、参加しているプロジェクトでの作業環境に満足していますか?」という質問に、
はい 47.8% いいえ 52.2%
との回答をいただき、担当業務には、ほぼ4分3の方が満足しているが、コミュニケーションや、作業環境については、半々の結果でした。
┌――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
|アンケートは、プロジェクトの実務担当者(リーダー、メンバーの方)に
|実施をお願いしています。
|
|プロジェクトでの担当業務について、担当業務には満足しているが、コミュ
|ニケーションや作業環境にはそれほど満足はしていない満足度が高いとの結
|果でしたが、自分の周りの状況とは違うと思われている方、全くその通り!
|とおもわれている方、アンケートはまだ募集中ですので、ぜひ、実施をお願
|いします。
|アンケートは10分ほどで完了しますが、途中で止まっている回答もあり、
|30歳未満の方が0名です。ご協力よろしくお願いします!
|
|途中で止まっておられる方は、以下のURLから続きができますので、
|よろしくお願いします。
|
| https://jp.surveymonkey.com/r/2M3VTH6
|
└――――――――――――――――――――――――――――――――――┘
では、回答の分析を、続けます。
「Q7.あなたが参加しているプロジェクトにおいて、担当業務に満足していますか?」
「Q8.あなたは、参加しているプロジェクトにおけるコミュニケーションに満足していますか?」
「Q9.あなたは、参加しているプロジェクトでの作業環境に満足していますか?」
の回答として、担当業務、コミュニケーション、作業環境についての満足度についてのクロス集計の上位5位のランキングをとってみますと、
1. 29.0% すべて「はい」
2. 18.8% すべて「いいえ」
2. 18.8% Q7.の担当業務は「はい」、Q8,Q9は「いいえ」
4. 14.5% Q7.の担当業務は「はい」、Q8.のコミュニケーションは「いいえ」、Q9.の作業環境は「はい」
5. 10.5% Q7.の担当業務は「はい」、Q8.のコミュニケーションは「はい」、Q9.の作業環境は「いいえ」
との結果でした。
すべて「はい」の回答が最も多いのは、前回の分析(顧客から、上位組織から、チームからの評価)に続き、健全的だなあ、とちょっと安心しましたが、第2位がすべて「いいえ」であり、やはり両極端なんだなあと納得しました。
「Q7.あなたが参加しているプロジェクトにおいて、担当業務に満足していますか?」で、「はい」とお答えの方の理由は、
・自分が持っているスキルが活かされているから 66.0%
・新しいスキルを獲得することができそうだから 54.0%
・プロジェクトへの参加が、キャリアとして実績になりそうだから 48.0%
「いいえ」とお答えの方の理由は、次の通りでした。
・自分が持っているスキルが活かされていないから 57.9%
・新しいスキルを獲得することができそうもないから 36.8%
・プロジェクトへの参加が、キャリアとして実績になりそうもないから 63.2%
スキルもキャリアも、ともに満足度に、関連していることがわかります。
「Q8.あなたは、参加しているプロジェクトにおけるコミュニケーションに満足していますか?」で、「はい」とお答えの方の理由は、
・ホウレンソウ(報告・連絡・相談)が適切に行われているから 54.8%
・プロジェクト情報が共有されているから 71.0%
・プロジェクト内の人間関係が良好であり、コミュニケーションは十分であるから 80.6%
・プロジェクト外のステークホルダーとの人間関係が良好であり、コミュニケーションは十分であるから 54.8%
「いいえ」とお答えの方の理由は、次の通りでした。
・ホウレンソウ(報告・連絡・相談)が適切に行われていないから 36.8%
・プロジェクト情報が共有されていないから 55.3%
・プロジェクト内の人間関係が良好ではなく、コミュニケーションが不十分であるから 42.1%
・プロジェクト外のステークホルダーとの人間関係が良好ではなく、コミュニケーションが不十分であるから 39.5%
「いいえ」とお答えの半数の方が、プロジェクトの情報共有が荒れていないことを理由に挙げられておられ、情報共有のが重要であることがわかります。
「Q9.あなたは、参加しているプロジェクトでの作業環境に満足していますか?」で、「はい」とお答えの方の理由は、
・部屋の環境や開発環境が適切だから 52.9%
・他のプロジェクトや定常業務との掛け持ちがないから 11.8%
・勤務場所、勤務時間など、自分にとっての労働上の制約がないから 38.2%
・プロジェクトマネジメントが適切に行われているから 8.8%
「いいえ」とお答えの方の理由は、次の通りでした。
・部屋の環境や開発環境が劣悪だから 30.6%
・他のプロジェクトや定常業務との掛け持ちだから 50.0%
・勤務場所、勤務時間など、自分にとっての労働上の制約が多いから 22.2%
・プロジェクトマネジメントが適切に行われていないから 47.2%
「はい」とお答えの方の半数は、部屋の環境や開発環境を挙げられ、「いいえ」とお答えの方の半数は、掛け持ちとプロジェクトマネジメントを挙げられ、観点の違いがありていますので、更なる分析を今後行ってみたいと思っております。
次回は、生産性と創造性についての結果をまとめます。
まだ、実施されていない方や途中で止めていらっしゃる方は、お手数ですが、アンケートへのご協力をお願いいたします。
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5.コンセプチュアル思考で変化に対応する
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(個人ワーク、グループディスカッション)
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入門編はこちらです。
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日時・場所:【Zoom】2025年 01月 24日(金) 9:30-17:30(9:20入室可)
【Zoomハーフ】2025年 02月 15日(土 )13:00-17:00+3時間
【Zoomナイト】2025年 01月 08日(水),10日(金) 19:00-21:00+3時間
※Zoomによるオンライン開催です
※ナイトセミナーは、2日間です
※ハーフセミナー、ナイトセミナーは、事前学習が3時間あります。
※少人数、双方向にて、演習、ディスカッションを行います
講師:鈴木道代(株式会社プロジェクトマネジメントオフィス,PMP,PMS)
詳細・お申込 https://pmstyle.biz/smn/conceptual_skill.htm
主催:プロジェクトマネジメントオフィス、PMAJ共催
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2.本質を見極める
3.洞察力を高める
4.応用力を高める
5.コンセプチュアルスキルでこれからの行動が変わる〜ケーススタディ
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鈴木道代、PMP、PMS
株式会社プロジェクトマネジメントオフィス、PMstyleプランナー
神戸大学工学部卒業後、アパレル企業の情報システム部に所属し、データベース管理者、システムエンジニア、リーダーとして社内システムの開発・マネジメントに携わる。
その後、独立し、小規模のシステム開発プロジェクトを受託し、プロジェクトマネジメントや開発マネジメントを担当する。
2004年、PMPを取得し、株式会社プロジェクトマネジメントオフィスにて、プロジェクトマネジメントのコンサルティング、研修講師、セミナー講師を担当する。2010年、PMS取得。
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