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第100回 ゲームストーミング(6)〜ビジネスモデル・キャンバス(2017/08/15)

プロジェクトマネジメントオフィス 鈴木 道代

◆ゲームストーミング(6)〜ビジネスモデル・キャンバス

PMの道具箱シリーズでは、現在、書籍「ゲームストーミング」について取り上げています。

ゲームストーミング」(著:デイブ・グレイ他、出版:オライリー・ジャパン、監訳:野村恭彦、2011)

本号では、探索のためのゲームであり、ビジネスモデルの概略を描き出し、分析・再検討する「ビジネスモデル・キャンバス」を取り上げます。

ビジネスモデル・キャンバスは、アレックス・オスターヴァルダーとイヴ・ピニュールが考案したもので、下図のようなキャンバス(紙)を壁に貼り、ビジネスモデルについて描きだします。
付箋とプロッキー(複数の色)を用意し、通常は次の手順で作成します。
一人であれば、15分程度、現行のビジネスモデルを書きだすのであれば2時間程度、新規ビジネスモデルの策定は2日程度で作成します。

ビジネスモデル・キャンパス
┌─────────┬──────┬──────┬──────┬─────┐
│主要パートナー  │主要事業  │価値提案  │顧客関係  │顧客区分 │
│         │      │      │      │     │
│         │      │      │      │     │
│         │      │      │      │     │
│         ┣──────┫      ┣──────┫     │
│         │主要リソース│      │交渉窓口  │     │
│         │      │      │      │     │
│         │      │      │      │     │
│         │      │      │      │     │
├─────────┻──────┻──┬───┻──────┻─────┤
│コスト構造              │収益の流れ           │
│                   │                │
│                   │                │
│                   │                │
└───────────────────┴────────────────┘

1)まず、自社が対象とする顧客の区分を付箋の色を変えて、書き出し、貼ります。
2)次に、各区分の顧客に対する価値提案を顧客区分と同じ色の付箋に書き出し、貼ります。
  複数の顧客区分に提案できる場合は、2枚貼ります。
3)そして、他の項目に対しても同じ色の付箋を使って書き出し、貼ります。
4)ビジネスモデル作成後、長所と短所の評価を行い、各項目の脇に長所であれば、緑の付箋を、短所であれば、赤の付箋を貼っていきます。
5)視覚的に完成されたビジネスモデル・キャンバスは、現状のビジネスモデルの理解・共有に役立ち、また、これからの戦略の方向付けに有効です。

また、下記のコラムでも、ビジネスモデル・キャンパスを取り上げていますので、ご参照ください。

プロダクトマネジメント入門
   第4回 プロダクトマネジメントとプライシング

イノベーション・リーダーシップ
   第17話 コンセプチュアルスキルはイノベーティブリーダーのエンジン


◆参考資料
ゲームストーミング」(著:デイブ・グレイ他、出版:オライリー・ジャパン、監訳:野村恭彦、2011)

◆関連するセミナーを開催します
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 ◆コンセプチュアルスキル実践           ◆(14PDU's)
  日時・場所:【東京】2019年 06月 19日(水),06月20日(木)10:00-18:00(9:40受付開始)
            国際ファッションセンター(東京都墨田区)
        【大阪】2019年 02月 15日(金),02月22日(金)10:00-18:00(9:40受付開始)
            大阪中央公会堂(大阪市北区)
  講師:好川哲人(エム・アンド・ティ コンサルティング代表)
  詳細・お申込 https://pmstyle.biz/smn/conceptual_practice.htm
  主催:プロジェクトマネジメントオフィス、共催:PMAJ
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 【カリキュラム】
 【第1日】思考編
 1.コンセプチュアルスキルとコンセプチュアル思考
 2.本質を見極めるスキル
 3.コンセプチュアル思考の5軸
 4.コンセプチュアル思考による本質の見極め
 5.コンセプチュアル思考が行動を変える
 【第2日】行動編
 1.コンセプチュアルスキルが必要な局面とは
 2.顧客や市場の要求の本質を分析し、実現する
 ・(ワークショップ)ケーススタディにおいて本質的要求を探す
 3.新しい方法や製品を考える
 ・(ワークショップ)本質要求に対する課題の本質を見極め、実現の方法を考案する
 4.コンセプチュアルなファシリテーションを行う
 ・(ワークショップ)新しい方法を考える際のファシリテーション演習
 5.トラブルを解決する
 ・(ワークショップ)実現の際に発生したトラブルの本質を考え、根本的に解決する
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著者紹介

鈴木道代、PMP、PMS
株式会社プロジェクトマネジメントオフィス、PMstyleプランナー
神戸大学工学部卒業後、アパレル企業の情報システム部に所属し、データベース管理者、システムエンジニア、リーダーとして社内システムの開発・マネジメントに携わる。
その後、独立し、小規模のシステム開発プロジェクトを受託し、プロジェクトマネジメントや開発マネジメントを担当する。
2004年、PMPを取得し、株式会社プロジェクトマネジメントオフィスにて、プロジェクトマネジメントのコンサルティング、研修講師、セミナー講師を担当する。2010年、PMS取得。

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