この講座は、マネジャーのためのプロジェクト管理講座の実践編です。
「マネジャーのためのプロジェクト管理講座」では、複数のプロジェクトを経営管理しなくてはならないマネジャーが必要とするプロジェクトマネジメントの知識とリーダーシップ(スポンサーシップ)の概要を1日の講座にしました。
その講座の実践編として、現実問題としてどのようにマネジメントを行うかを考える講座を準備しました。
複数のプロジェクトを抱えるマネジャーが取り組まなくてはならないマネジメント課題は、3つあると考えられます。
一つ目はステークホルダーのマネジメントです。ステークホルダーマネジメントはプロジェクトマネジメントの中で重要性を増してきていますが、その中でマネジャー自身が取り組まなくてはならない課題は多くあります。
二つ目はプロジェクトの母体組織のマネジメントです。これには、
・プロジェクトマネジャーの育成
・プロジェクトで仕事ができる人材の育成
・プロジェクトに適した俊敏で柔軟な組織風土の構築
などがあげられます。
三番目は影響力のマネジメントです。自分が管理しているプロジェクトをうまく進めようと思えば、プロジェクトマネジャーをはじめとするプロジェクトに対する影響力が欠かせません。しかし、プロジェクトのすべてが必ずしも自分の権限下にあるわけではなく、必然的に権限と、非公式の影響力の使い分けが必要になってきます。
もっとも本質的な問題は、これらのマネジメントをいかに行うかにあります。現実には多くの企業で、マネジメントレビューなどのミーティングを使ってマネジメントを行なおうとしていますが、これでは十分ではありません。マネジメントレビューの周期(計画)に併せてプロジェクトが動いてくれるわけではないからです。
そもそも、ヘンリー・ミンツバーグが指摘したように、マネジャーの仕事は本質的に断片的で反応的な(起こった出来事に対応する)業務です。計画もできませんし、時間管理もできません。
そこで、このセミナーでは、PDRという非常にシンプルで、効果的なマネジメント手法を紹介します。PDRはハーバードビジネススクールのリンダ・ヒルが考案したマネジメント手法で準備・実行・見直し(Prep-Do-Review)のサイクルでマネジメントを行います。時間管理をするのではなく、自身の行動管理をします。
最後に、マネジャーのプロジェクトに対するリーダーシップについて議論します。
自分の配下のプロジェクトにもっとうまく対応したいなとお考えのマネジャーにお奨めしたいセミナーです。
本セミナーの受講者には7PDU発行します。
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