PMstyeでは、これまで「プロジェクトマネジメント」講座と「コンセプチュアルスキル講座」の説明会を別々に行っていましたが、アフターコロナに向けて合併した説明会を開催します。
テーマは「レジリエンス」です。コロナも一段落して、社会も落ち着きを取り戻しつつあります。しかし、本当に大変なのは、思った以上に経済的に大きな影響が出ている中で、第二波の到来も含めてこれからの復興です。
第一波の収束とともに、「盛んに元に戻る」という表現が使われていますが、大きな違和感があります。緊急事態宣言の解除に先立って、生活「変容」という考え方が出てきましたが、経済においても当然のことながら「変容」が必要になってきます。しかし、再開はされているものに、どういう方向に進めばよいかは闇の中という企業が多いのが現実でしょう。商品なのか、事業なのか、ビジネスモデルなのかすらはっきりしていません。
PMstyleでは、この復興に対して、「能動的なレジリエンス」という考え方を打ち出しています。レジリエンスとは
「レジリエンスとはネガティブな逆境、葛藤あるいはポジティブであるが進歩、責任の増大など圧倒されてしまいそうな状況に、立ち向かい、克服し、元の状態にまで跳びはねていく力」
のことです。簡単にいえば、元に戻ることです。これに対して、能動的レジリエンスとは
「ネガティブな逆境、葛藤あるいはポジティブであるが進歩、責任の増大など圧倒されてしまいそうな状況に、立ち向かい、克服し、自らの選択で、安定して快適なゾーンを後にして、なにか新しくて未知なことに乗り出し、途中であきらめずにそれを成し遂げる力を指す力」
のことです。
PMstyleで取り組みたいと思っているのは能動的なレジリエンスで、今までのやり方を後にして、新しいやり方を見つけ出し、そこに到達することです。これは、停滞している日本企業が、世界のリーダーに復活する最後のチャンスではないかとも思っています。
そのために、PMstyleは、コロナ対応としてZOOMセミナーを企画するに当たって、
「日常的な実践を振返り、整理し、強化し、レジリエンスを高める」
というコンセプトを打ち出し、このコンセプトの元に公開講座をZOOM用に見直し、提供しています。
そこで、本説明会では、レジリエンスをテーマとして、
1.レジリエンスとは
2.<議論1>チームのレジリエンス
3.<議論2>組織のレジリエンス
という流れでやりたいと思います。
新しく、未知な場所に行くには、チームやリーダーがレジリエンスを持つとともに、組織自体がレジリエンスを持つことが必要です。本説明会では、それぞれの議論をしたいと思っています。
ぜひ、ご参加ください!
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