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第85回 目的管理シート:常に目的を意識する(2016/05/18)

プロジェクトマネジメントオフィス 鈴木 道代

◆目的管理シート

良くいわれている事なのですが、プロジェクトとは、非定常業務であり、独自性・有期性を持ちます。

定常業務であれば、プロセス通り、効率的に、かつ、組織の論理にのっとって、作業を進めることが重要ですが、プロジェクトでは、それらよりも重視されることがあります。

それは、目的です。

計画は、目的を実現するために策定します。
問題解決は、目的を実現するために行います。
進捗管理は、目的が納期内、予算内で実現させるために行います。

プロジェクトでは、すべて、目的を中心に回っています。

そのためには、常に目的を意識しておく必要があり、何か判断に迷う状況に直面した場合には、目的を意識的に思い出し、その目的実現のための自分の責任を確認し、自分の責任を全うする行動をとるように意識しましょう。

例えば、次の5ステップで、
──────┬─────────────────────────────
ステップ1 │アクション:質問に回答
──────┼─────────────────────────────
ステップ1 │プロジェクトの目的を再確認する
      │  質問:プロジェクトの目的は何か?
──────┼─────────────────────────────
ステップ2 │目標を設定する
      │  質問:プロジェクトの目的を実現するために設定する目標、
      │     中間ゴールは何か
──────┼─────────────────────────────
ステップ3 │行動を計画する
      │  質問:目標を達成するための行動は何か、それを計画する
──────┼─────────────────────────────
ステップ4 │計画を忠実に行動する
──────┼─────────────────────────────
ステップ5 │目的への貢献の評価
      │  質問:目標は達成できたか
      │     できなければ、何が障害になったか
      │     目的に適合した目標になっているか
──────┴─────────────────────────────

例えば、納期遅れと予算オーバーの状況では、次のように目的を意識しつつ、行動します。

1.目的の再確認
 本プロジェクトの目的は、商品売価に影響を与えないコストで、環境法制対応すること

2.目標を設定
 販売時期の2ヶ月延期を営業に依頼し、対応してもらう

3.行動を計画
 確実なスケジュールの再見積り
 2ヶ月延期がシェアに影響を与えない根拠を列挙
 営業説得資料を作成し、説得

4.行動

5.目的への貢献の評価
 営業は1ヶ月延期であれば、影響がないと承認する。1ヶ月延期にて再調整

このように、まず、目的を意識した行動をとるために、目的管理シートを使って、行動を計画し、計画した行動を実行しませんか。

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  講師:鈴木道代(プロジェクトマネジメントオフィス,PMP,PMS)
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著者紹介

鈴木道代、PMP、PMS
株式会社プロジェクトマネジメントオフィス、PMstyleプランナー
神戸大学工学部卒業後、アパレル企業の情報システム部に所属し、データベース管理者、システムエンジニア、リーダーとして社内システムの開発・マネジメントに携わる。
その後、独立し、小規模のシステム開発プロジェクトを受託し、プロジェクトマネジメントや開発マネジメントを担当する。
2004年、PMPを取得し、株式会社プロジェクトマネジメントオフィスにて、プロジェクトマネジメントのコンサルティング、研修講師、セミナー講師を担当する。2010年、PMS取得。

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