本文へスキップ

イノベーション実践、コンセプチュアルスキル、プログラムマネジメント、プロジェクトマネジメント、PMOについての最先端の情報、研修、セミナー、コンサルティングをお届けします。

第114回 ゲームストーミング(11)〜共感図法(2018/10/05)

プロジェクトマネジメントオフィス 鈴木 道代
  • はてなブックマークに追加
  • Clip to Evernote

◆共感図法

PMの道具箱シリーズでは、現在、書籍「ゲームストーミング」について取り上げています。

ゲームストーミング」(著:デイブ・グレイ他、出版:オライリー・ジャパン、監訳:野村恭彦、2011)

本号では、顧客やユーザのプロフィールを作成することができるゲーム、「共感図」を取り上げます。共感図は、XPLANEのスコット・マシューズが考案しました。

このゲームは、プロジェクトの重要なステークホルダーについて、チームメンバーで話し合い、共感図を作成することで、チームメンバーの意識をそのステークホルダーに集中させることができ、気軽にステークホルダー分析をすることができますので、プロジェクト初期に行うことをお薦めします。15分程度のゲームであり、あまり長く行わないようにします。

作成方法は、ホワイトボードや模造紙の中心に顔を描き、次の点について、付箋などに記入し、貼り付けていきます。

1.頭上:みんなが知っていること、氏名、肩書など
2.頭:その人が考えていること、大きな関心事、心配、願望、熱中すること
3.目:その人が見えるもの、何を見ているのか、どんな環境、友人、市場
4.耳:その人が聞こえるもの、誰がどのようにどんな影響を与えているのか
5.口:その人が言っていること、他人に言っていること
6.左下:その人が感じていること、重要だと思っていること、恐れていること
7.右下:その人がしていること、他人への振る舞い、行動、態度

  共感図
 ┌────────────────────┐
 │\                  / │
 │ \ 1.みんなが知っていること  /  │
 │  \              /   │
 │   \  / ̄ ̄ ̄ ̄\    /    │
 │    \ /   頭   \ / 3その人│
 │    耳│     ■ │目 が見える│
 │    << 2.その人が \  もの  │
 │4.その │ 考えている  │     │
 │人が聞こえ│ こと    ┴┘─────│
 │るもの  │      │ 口     │
 │     │     <  5.その人が│
 │     └──────┘ 言っている │
 │     /       \ こと   │
 │    /    │    \     │
 │   /6.その人│7.その人\    │
 │  / が感じてい│がしている \   │
 │ /  ること  │こと     \  │
 │/        │        \ │
 └────────────────────┘

2.〜7.については、そのステークホルダーになりきって、その視点に立って、考えます。このステークホルダーは、何を欲しているのか、どんなことがこのステークホルダーをやる気にさせているのか、私たちは何ができるのかなどを考えていきます。
これらによって、ステークホルダーに対する共感をチームメンバーから引き出し、さらに、ステークホルダーへの理解を高めるために使います。

参考図書
ビジネスモデル・ジェネレーション」著:アレックス・オスターワルダー他、訳:小山龍介、出版:翔泳社

◆関連するセミナーを開催します
━【開催概要】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ステークホルダーマネジメント〜相手の世界を理解し、信頼関係を築く◆7PDU's
  日時・場所:【東京】2018年 12月 06日(木)10:00-18:00(9:40受付開始)
           ちよだプラットフォームスクウェア(東京都千代田区)
        【大阪】2018年 01月 22日(月)10:00-18:00(9:40受付開始)
           大阪市中央公会堂(大阪市北区)
  講師:鈴木道代(株式会社プロジェクトマネジメントオフィス,PMP,PMS)
  詳細・お申込 http://pmstyle.biz/smn/stake20.htm
  主催 プロジェクトマネジメントオフィス、共催:PMAJ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【カリキュラム】
1.ステークホルダーマネジメントとは何か
2.ステークホルダー分析の手法
3.ステークホルダーの期待をマネジメントする
4.ステークホルダーのプロジェクトへの協力を得る
5.ステークホルダーと交渉する
6.ステークホルダーマネジメントを計画する
7.ケース
 ・顧客とのよい関係を作る
 ・上位組織を動かす
 ・チームを結束させる
8.ステークホルダーマネジメントの難しさ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

著者紹介

鈴木道代、PMP、PMS
株式会社プロジェクトマネジメントオフィス、PMstyleプランナー
神戸大学工学部卒業後、アパレル企業の情報システム部に所属し、データベース管理者、システムエンジニア、リーダーとして社内システムの開発・マネジメントに携わる。
その後、独立し、小規模のシステム開発プロジェクトを受託し、プロジェクトマネジメントや開発マネジメントを担当する。
2004年、PMPを取得し、株式会社プロジェクトマネジメントオフィスにて、プロジェクトマネジメントのコンサルティング、研修講師、セミナー講師を担当する。2010年、PMS取得。

メルマガ紹介

本連載は、PM養成マガジン購読にて、最新記事を読むことができます。

コンセプチュアルスキル診断

サイト内検索

お薦めする書籍

メルマガ購読

公開セミナー(カテゴリー別)
日付順  カレンダ

お客様の声(掲載をご許可いただいた受講者の方のアンケート結果)

すべてのセミナーが企業研修に対応できます。お問合せください。

ブログ

PMstyleプロデューサー

プロジェクト・イニシアチブ

Facebook

Facebook

Twitter

PMコンピテンシーとは