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第105回 プロジェクトファシリテーション(3)〜タイムアウト(2017/11/28)

プロジェクトマネジメントオフィス 鈴木 道代
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◆タイムアウト

コンピュータ用語のタイムアウトとは、時間切れのことであり、通信処理やデータ処理、ハードウェア制御などで決められた時間内に処理が終わらない場合、強制終了することです。

バレーボールやバスケットボールなどのスポーツ競技では、競技中の流れを変えたり、緊張している選手を和ませたり、作戦を確認したり、作戦の変更をしたり、疲れている選手をタイムアウト中に休ませたり、汗を拭いたり、ドリンク補給を行ったりするために、コーチや選手が審判に申し出ることで、決められた時間、競技が止まります。
バレーボールでは、1セットに2回タイムアウトをとることができますが、そのタイムアウトを取るタイミングによって、勝敗を大きく左右すると言われています。テレビの解説などで、ここはタイムアウトを取るべきですね、との話をよく聞きます。

また、アメリカでは、「タイムアウト」という子供の躾け方があるそうです。子供が悪いことをした場合、そこで叱るのではなく、その場から引き離し、静かな場所で考えさせるそうです。
反省させ、内省させ、その後に、子供が納得のいくまで、教える方法だそうです。いわゆる、まず頭を冷やすわけですが、日本だと、押し入れや蔵などの暗いところに閉じ込めて、怖がらせて泣かせて反省させる方法がありますが、さすが、アメリカは合理的ですね。

ここで取り上げているタイムアウトとは、セッション(会議)中の休憩のことです。
下記の状況に陥ったときなどに、通常、休憩を取りますね。

・グルグルと同じ議論をしている
・新しい意見が出なくなった
・議論が感情的な対立に陥っている
・うまくファシリテーションできていない
・みんなが疲れている

上記の場合に、休憩をとる、話題を変える、終了するなどの対処を行うことをタイムアウトと呼びます。

そして、このようなタイムアウトを取るルールをグラウンドルールに含めておくと、
よりチームとしてセッション(会議)を進めることができます。

PMの道具箱(104)
     プロジェクトファシリテーション(2)〜グラウンド・ルール


以前、多くのプロジェクトマネジャーのヒアリングを行ったことがありますが、成果を上げているプロジェクトマネジャーは、実に休憩をとるのが上手です。
1時間半を過ぎてしまったとき、みんなが疲れた頃、かつタイミングが良くて、ちょっと休憩を取りましょうと、発言していました。

ぜひ、有効なタイムアウトルールについて、考えてみましょう。
また、チームによってはそのルールが有効かどうかも変わってきますので、チームでルールを考えてみましょう。

◆参考資料
プロジェクトを変える12の知恵」(著:影山 明、出版:日経BPマーケティング)


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著者紹介

鈴木道代、PMP、PMS
株式会社プロジェクトマネジメントオフィス、PMstyleプランナー
神戸大学工学部卒業後、アパレル企業の情報システム部に所属し、データベース管理者、システムエンジニア、リーダーとして社内システムの開発・マネジメントに携わる。
その後、独立し、小規模のシステム開発プロジェクトを受託し、プロジェクトマネジメントや開発マネジメントを担当する。
2004年、PMPを取得し、株式会社プロジェクトマネジメントオフィスにて、プロジェクトマネジメントのコンサルティング、研修講師、セミナー講師を担当する。2010年、PMS取得。

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