本文へスキップ

イノベーション実践、コンセプチュアルスキル、プログラムマネジメント、プロジェクトマネジメント、PMOについての最先端の情報、研修、セミナー、コンサルティングをお届けします。

第1回 みんな『互いに』わかっていない(2016.07.05)

インフルエンス・テクノロジーLLC  高嶋 成豪


プロジェクトの現場では、プロジェクトマネジャーがあいかわらずステークホルダーに悩まされていると感じます。

先日、とあるSI企業に伺ったとき、最初に会った30代半ばの男性は、開発のプロジェクトで営業やマーケティングのスタッフとの調整に苦労しているとつぶやき、次に話した30代前半の女性営業担当者(「私がプロマネやっています」だそうです)は、SEやマーケティングが協力してくれなくてうまくいっていないと訴え、三人目に会った40歳ぐらいの品質保証担当の男性は、営業もSEもわかっていないとぼやいていました。

3人はそれぞれ異なるプロジェクトを担当していましたが、営業、SE、スタッフの間に、越えられない溝があるかのようでした。どのような立場にいても、ステークホルダーとどうつきあっていくかは難しいことなんだな、と思います。

私は、
影響力の法則』(コーエン&ブラッドフォード著 2007年 税務経理出版)

を翻訳してから、影響力の法則を使ってステークホルダー対応に応用することを、現場のマネジャーのみなさんにアドバイスしてきました。

また逆にみなさんのお話しを伺いながら、影響力の法則をどう適用するか、私自身が学んできました。その経験から、ステークホルダーの立場をどれだけ理解しているかが、ステークホルダーとうまくつきあえるかどうかを分けていることに気づきました。

例えば、あるプロジェクトマネジャーは、忙しい時間の合間をみて、会社の研究所をしばしば訪ねていたそうです。「研究所の人たちは、自分たちの研究には誇りを持っています。でも、それが会社の役に立つのかといわれると、自信がないんですよ」と話してくれました。
彼は研究所の所長と懇意になり、いくつかの共同プロジェクトを成功させていました。

こちらもきつい立場にいますが、ステークホルダーも同じです。
部長もきつい立場にいます。社長もやはりきつい立場にいます。一般的には、上に立つほどきつい立場に立たされます。時には孤独を感じます。それゆえに、心折れそうになるわけです。
そんな立場を理解してくれる人がいたら。救われる助かると思いませんか。
一緒にやろうという/協力しようという気持ちになると思いませんか?

ここに、ステークホルダーとつきあうチャンスがあります。

そこで、ステークホルダーが置かれている立場を、少し考えてみましょう。
次回に続く

◆「影響力の法則(R)」を使ったセミナーを開催します
━【開催概要】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆「影響力の法則(R)」を活かすステークホルダーマネジメントの実践◆7PDU's
  日時・場所:【東京」2020年 07月 21日(火)10:00-18:00(9:40受付開始)
            ちよだプラットフォームスクウェア(東京都千代田区)
        【大阪】2020年 08月 07日(金)10:00-18:00(9:40受付開始)
            大阪市中央公会堂(大阪市北区)
  講師:鈴木道代(株式会社プロジェクトマネジメントオフィス,PMP,PMS)
  詳細・お申込 https://pmstyle.biz/smn/influence20.htm
  主催 プロジェクトマネジメントオフィス
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【カリキュラム】

1.ステークホルダーマネジメントとは何か
 ・ステークホルダーに動いてもらう
 ・ステークホルダー・エンゲージメント・マネジメント
2.ステークホルダーの特定・プロジェクトのパラメータ
 ・ステークホルダー・マトリクス
 ・ステークホルダー影響グリッド
 ・ステークホルダー・マネジメント戦略
 ・(演習2)ステークホルダーリスト
3.影響力の法則(R) ・影響力とは何か?
 ・「カレンシーの交換」メカニズム
 ・ステークホルダーの目標を把握し、カレンシーを計画するステップを学ぶ
 ・(演習3)カレンシーを考える
4.概念的に考えて具体的に行動する・コンセプチュアルスキルとは
 ・本質を見極める
 ・洞察力を高める
5.ステークホルダーと良い関係を作る・WinWinの関係
 ・信頼を得る
 ・チームを結束させる
 ・(演習5)期待と要求のロールプレイ
6.まとめ
 ・(演習6)カレンシーを再考する
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

著者紹介

高嶋 成豪    インフルエンス・テクノロジーLLC マネージング・パートナー

人材開発/組織開発コンサルタント。インフルエンス・テクノロジーLLC.マネージング・パートナー。ゼネラル・モーターズ、ジョンソン・エンド・ジョンソンなどで人材開発に従事。現在リーダーシップ、コミュニケーション、チームビルディング、キャリア開発のセミナーを実施し、年間約1000名の参加者にプログラムを提供している。ウィルソンラーニング・ワールドワイド社によるリーダーシッププログラム、LFG(Leading for Growth:原著はコーエン&ブラッドフォード両博士の共著“Power Up”)のマスター・トレーナー。2007年『影響力の法則 現代組織を生き抜くバイブル』(原題“Influence without Authority”)を邦訳。コーエン&ブラッドフォード両博士から指導を受け、「影響力の法則」セミナー日本語版を開発。日本で唯一の認定プロバイダー。筑波大大学院教育研究科修了 修士(カウンセリング) 日本心理学会会員 ISPI(the International Society for Performance Improvement)会員 フェリス女学院大学講師

メルマガ紹介

本連載は、PM養成マガジン購読にて、最新の関連記事を読むことができます。

コンセプチュアルスキル診断

LINE公式アカウント友達追加


スマホでQRコードをスキャンしてくださ

サイト内検索

お薦めする書籍 書籍プレゼント

メルマガ購読

公開セミナー(カテゴリー別)
日付順  カレンダ

お客様の声(掲載をご許可いただいた受講者の方のアンケート結果)

すべてのセミナーが企業研修(5名以上から)に対応できます。お問合せください。

ブログ

PMstyleプロデューサー

プロジェクト・イニシアチブ

Facebook

Facebook

Twitter

PMコンピテンシーとは