◆コミュニケーションに必要なもの(2)
コミュニケーションの動機があり、その動機の中でも、
・伝えたいことがある
・聞きたいことがある
ことについて、どちらがより必要なのかについて、考えさせられる演習をセミナーの中で行っています。
レゴブロックを使った演習ですが、チームの中で、
・組立を担当する人(組み立て方を見ることはできない)
・組み立て方を見ることができる人(組み立てることはできない)
の2グループに分かれて、行います。
組み立て方の描かれている組立図は少し離れたところにあり、組み立て方を見ることができる人だけが見ることができます。
最初は、組み立て方を見ることができる人が、一方的に組み立て方を伝え、組立を担当する人が伝えられたとおり、組立を行います。
ですが、その伝え方には伝えるためのルールがなく、正確に伝わらないことが多く、「そうじゃないよ。こうだよ」と再度、口頭で伝えて、やり直してもらっています。
自分で組み立てることができれば、早いのですが、なかなか伝えることは難しいものです。
次第に、レゴブロックの色や形を口頭で伝え始め、そして、絵を描いてみせるようになり、だんだん伝える情報が多く、正確になってきます。
そして、最後には、組立を担当している人が、この部分がわからないので、もう一度見てきて伝えてください。と、指示を出し始めます。
つまり、コミュニケーションは聞きたいことがあるという動機がある場合に、最も効率的であり、伝え方にルール(色や形をどのように伝えるのか)が必要だということです。
そして、もう一つ、大変重要なポイントがあります。
それはコンテキストなのですが、なぜ重要なのかを演習で実感してみませんか。
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━【開催概要】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コンセプチュアル思考を活用したコミュニケーションの考え方と実践 ◆7PDU's
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※ハーフセミナー、ナイトセミナーは、事前学習3時間あります。
※少人数、双方向にて、個人ワーク、ディスカッションを行います
講師:鈴木道代(プロジェクトマネジメントオフィス)
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主催 プロジェクトマネジメントオフィス
※Youtube関連動画
「コンセプチュアルスキルとは」 「コンセプチュアルスキルで行動が変わる」
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3.コンセプチュアルスキルを活かした交渉術
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鈴木道代、PMP、PMS
株式会社プロジェクトマネジメントオフィス、PMstyleプランナー
神戸大学工学部卒業後、アパレル企業の情報システム部に所属し、データベース管理者、システムエンジニア、リーダーとして社内システムの開発・マネジメントに携わる。
その後、独立し、小規模のシステム開発プロジェクトを受託し、プロジェクトマネジメントや開発マネジメントを担当する。
2004年、PMPを取得し、株式会社プロジェクトマネジメントオフィスにて、プロジェクトマネジメントのコンサルティング、研修講師、セミナー講師を担当する。2010年、PMS取得。
本連載は、PM養成マガジン購読にて、最新記事を読むことができます。