ダイバーシティーの重要性が言われるようになって10年、ダイバーシティーのマネジメントもそれなりの形になってきました。一方で、取り組んでみても、なかなかうまく行かないという現実もあります。
ダイバーシティーマネジメントがうまく行かない、あるいは組織のダイバーシティーが向上しない原因はさまざまなようですが、大きな原因の一つに具体的なレベルだけで多様性を持たせようとすることがあります。
例えば、あるプロジェクトで顧客との関係がぎくしゃくして、作業が遅れていました。このとき、プロジェクトチームのメンバーたちはそれぞれが遭遇した顧客行動を取り上げて、こういう行動をされる中で自分としては適切な対応をしていると主張していました。しかし、それぞれが指摘する顧客の問題点はばらばらです。また、担当営業は顧客からプロジェクト側の対応を聞き出し、それぞれの場面での顧客の行動を妥当だと考えており、なかなか、解決に至りません。
このように、各人が勝手な思いを巡らせているだけで、本当の意味での多様性とは言えません。
このような状況においては、コンセプチュアル思考で問題の本質を見極め、本質を具体化するとどのようなことが考えられるのかを考えていくと多様性が高まります。
上の例であれば、問題の本質はコミュニケーションにあると考えます。そして、その視点で実際に発生した問題を整理してみました。するとほぼ説明がつきました。そこで、メンバー同士、担当営業は、お互いに主張していることを理解し、そういうことも起こり得ると納得しました。さらに、他にも起こる可能性のある具体的な問題事象を議論することもできました。
こういうマネジメントが可能になります。
本講座は、以上のようにダイバーシティーにおける本質(価値)の役割を理解するとともに、ダイバーシティーマネジメントを統合マネジメントとしてポイントを掴む講座です。
具体的な進め方としては、コンセプチュアル思考で本質を見極め、ダイバーシティーに結び付けていきます。さらに、コンセプチュアル思考により、ダイバーシティーの高める現実的な仕組みを作ってみて、両者の関係のイメージを確認します。
本講座を受講することにより、
・ダイバーシティーマネジメントのイメージが明確になり、実践できるようになる。
・ダイバーシティーマネジメントをコンセプチュアルマネジメントに生かす方法に気づく
といった効果が期待できます。
参考記事
【PMスタイル考】第131話 コンセプチュアルスキルでダイバーシティーを高める
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本コースは、7PDU(Ways of Working 1,Power Skills:3,Business Acumen:3)発行します。PMIの新CCR発表により、2015年12月1日以降、PDU証明には、サブカテゴリー別にPDU数を明記することになりました。
新CCRでは、PMP更新には、3年間で各サブカテゴリーごとに8PDU以上が必要です。
また、PMPの方がサブカテゴリー別にPDU数を入力するのは、2017年12月1日以降です。
詳細は、PMIホームページまたは、PMI日本支部ホームページをご参照ください。
「PMI」、「PMP」は、米国Project Management Institute, Inc.の米国その他の国における登録商標です。
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