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第89回 自分が源泉(2016/08/08)

プロジェクトマネジメントオフィス 鈴木 道代
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◆自分が源泉

「第83回 ステークホルダーバランスシート:ステークホルダーとの関係性構築」では、ステークホルダーとの関係において、まず、自分がどのような態度をとっているのか?を振返り、まず、自分が変わることで、信頼関係を構築するためのステークホルダーバランスシートをご紹介しました。

  PMの道具箱(83)
    ステークホルダーバランスシート:ステークホルダーとの関係性構築

本号では、もう少し、突っ込んで、今の状況を創ったのは、すべて自分であり、自分が変わらないと状況も良くならない、という考え方をご紹介します。

「自分が源泉―ビジネスリーダーの生き方が変わる 著:鈴木博 創元社」を、この週末に読みました。

帯には、次のような言葉が載っていました。(抜粋)

「事務処理を任すと必ずミスをする社員がいます。何回も注意するのに、ミスを繰り返します。」

「本当に嫌な取引先です。特に、担当の部長が嫌です。見下されているようですし、すぐ感情的になるし、嫌みを言うし、連絡事はルーズだし。」

「部下はお客様への対応に心がこもっていません。勤務態度がなっていません」

これらの言葉は、問題を抱えている方が、こぼしている愚痴です。

そして、ミスをする社員、嫌な取引先、部下に対して、自分は全く正当であり、相手が悪いため問題の状況が発生し、それを解決するために自分が注意している、我慢しているということを主張しています。

書籍によると、自分が源泉とは、上記の状況を創りだしているのは、ミスをする社員でもなく、取引先でもなく、自分であると考えることです。

 この状況は、自分が創りだしている!!

・ミスをする社員は、常に監視され、プレッシャーを受け緊張している。他の仕事は大丈夫なのに。

・取引先は、こちらの態度が戦闘的。

・部署では、売上第一であり、自分がお客様を選別して対応している

など、自分が負の影響力を発揮し、問題の状況を創りだしていると考えます。


ステークホルダーバランスシートでは、下記のどちらの行動をとっているかを考え、プラスの行動をとるためのアクション計画を作成し、行動します。
┌─────────────┬─────────────┐
│プラスの行動       │マイナスの行動      │
├─────────────┬─────────────┤
│約束を守る        │約束を破る        │
│期待を上回る       │期待を裏切る       │
│相手の都合で決める    │自分の都合で決める    │
│まず、自分の責任を問う  │まず、相手の責任を問う  │
│共通点を見つけるために聴く│相違点を見つけつために聴く│
└─────────────┴─────────────┘

まず、自分の責任を問う、もう少し、突っ込んで、自分が源泉(問題状況を創りだしている原因は自分)と考えてみませんか?

◆参考資料
 自分が源泉―ビジネスリーダーの生き方が変わる 著:鈴木博 創元社


◆関連するセミナーを開催します
━【開催概要】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ステークホルダーマネジメント〜相手の世界を理解し、信頼関係を築く◆7PDU's
  日時・場所:【東京】2017年12月12日(火)10:00-18:00(9:40受付開始)
           ちよだプラットフォームスクウェア(東京都千代田区)
        【大阪】2018年 01月 22日(月)10:00-18:00(9:40受付開始)
           大阪市中央公会堂(大阪市北区)
  講師:鈴木道代(株式会社プロジェクトマネジメントオフィス,PMP,PMS)
  詳細・お申込 http://pmstyle.biz/smn/stake20.htm
  主催 プロジェクトマネジメントオフィス、共催:PMAJ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【カリキュラム】
1.ステークホルダーマネジメントとは何か
2.ステークホルダー分析の手法
3.ステークホルダーの期待をマネジメントする
4.ステークホルダーのプロジェクトへの協力を得る
5.ステークホルダーと交渉する
6.ステークホルダーマネジメントを計画する
7.ケース
 ・顧客とのよい関係を作る
 ・上位組織を動かす
 ・チームを結束させる
8.ステークホルダーマネジメントの難しさ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

著者紹介

鈴木道代、PMP、PMS
株式会社プロジェクトマネジメントオフィス、PMstyleプランナー
神戸大学工学部卒業後、アパレル企業の情報システム部に所属し、データベース管理者、システムエンジニア、リーダーとして社内システムの開発・マネジメントに携わる。
その後、独立し、小規模のシステム開発プロジェクトを受託し、プロジェクトマネジメントや開発マネジメントを担当する。
2004年、PMPを取得し、株式会社プロジェクトマネジメントオフィスにて、プロジェクトマネジメントのコンサルティング、研修講師、セミナー講師を担当する。2010年、PMS取得。

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