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第73回 品質リスク管理(1)〜「見えない不良」と戦う(2014/10/31)

プロジェクトマネジメントオフィス 鈴木 道代
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◆品質リスク管理(1)

日本企業の品質に関する問題から「品質の王者」としての日本の立場が揺らいできたと言われています。

遠藤功さんが『「日本品質」で世界を制す!
  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532316421/opc-22/ref=nosim

の中で、いくつかの提言をされていますので、本号でご紹介します。

ビジネス書の杜はこちらです。
  機能的品質と情緒的品質をシナジーさせる

遠藤さんは著書で、製品の進化に品質が追いつけない、という製品の大転換期において、品質を守るために、次の3つの課題に挑むべきであると、述べておられます。

その課題とは、

・「見えない不良」の増加
昨今、製品のコモディティ化が進み、コストで勝負するのではなく、高付加価値化、高機能化で勝負する製品が増えています。

それに伴い、新たな技術革新に取り組むことで、「複雑性」を増大し、また、スピードアップも要求され、「何が起きるか予測できない」という「見えない不良」が発生するリスクが高まってきました。

「見える不良」は検査、出荷時につぶすことができますが、それでつぶすことができない不良が、「見えない不良」であり、この対応が急務となっています。

・ソフトウェア不具合の多発
また、組み込みソフトウェアの電子制御が増大していますが、ソフトウェアのバグは100%つぶすことは難しいと、言われています。
このことからも、「見えない不良」が増えています。

・グローバル化が招くリスク
ビジネスのグローバル化が進み、海外生産が増え、異なる人が異なる場所で、異なる部品・材料で「同じ製品」を作らなければならないという状況になっています。

そのため、言語、文化、慣習が異なる海外においても、日本と同じ「組織能力」が求められ、そのことによって、品質を確保するということが求められています。

上記の3つのことに挑むたまに、遠藤さんは、二つの視点を提起されています。

・品質管理高度化の視点
品質管理の考え方や仕組みを高度化し、「見えない不良」を予測することに注力する

・品質リスク管理の視点
品質については常に何かが起こると考えて、たとえ、品質問題が発生しても被害を最小限にするような取り組み

そして、「見えない不良」と戦うために、3つのことを提言されています。

・顧客とともに品質不良をつぶす
・グローバル分散型ネットワークモデルの構築
・「品質の番人」の育成

次号では、3つの提言と品質リスク管理の詳細について、ご紹介します。


参考文献:「日本品質」で世界を制す!(著:遠藤功)日本経済新聞出版社

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   6.監査の実際
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著者紹介

鈴木道代、PMP、PMS
株式会社プロジェクトマネジメントオフィス、PMstyleプランナー
神戸大学工学部卒業後、アパレル企業の情報システム部に所属し、データベース管理者、システムエンジニア、リーダーとして社内システムの開発・マネジメントに携わる。
その後、独立し、小規模のシステム開発プロジェクトを受託し、プロジェクトマネジメントや開発マネジメントを担当する。
2004年、PMPを取得し、株式会社プロジェクトマネジメントオフィスにて、プロジェクトマネジメントのコンサルティング、研修講師、セミナー講師を担当する。2010年、PMS取得。

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