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第5回 商品ビジョンボックス(2008.06.20)

プロジェクトマネジメントオフィス 鈴木 道代


◆商品ビジョンボックス
PMBOK(R)のプロジェクトマネジメントプロセスは、5つのプロセス群と9つの知識エリアに分類されている。
5つのプロセス群とは、立上げプロセス群、計画プロセス群、実行プロセス群、監視コントロールプロセス群、終結プロセス群である。立上げプロセス群では、プロジェクト憲章を作成し、社内外にプロジェクトを公式に宣言し、プロジェクトの目的を掲げて社内外での協力を求めるとともに、チームビルディングのツールでもある。

そして、そのプロジェクト憲章を元に計画プロセス群で、各知識エリアの詳細な計画を立て、計画に従って、プロジェクトを実行していく。つまり、計画重視のプロジェクトマネジメントである。
計画重視であるが、計画を変更してはいけないという考え方ではなく、計画変更の手順もきちんと計画しておきましょう、という意味での計画重視である。

一方、アジャイルプロジェクトマネジメントという考え方があるが、これは、環境変化にすばやく対応し、安定的に商品を生み出していくためのマネジメントであり、こちらにもマネジメントプロセスがある。

立上げプロセス群に相当する構想フェーズ、
計画プロセス群に相当する思索フェーズ、
実行プロセス群に相当する探索フェーズ、
監視コントロールプロセス群に相当する適応フェーズ、
終結プロセス群に相当する終結フェーズである。

構想フェーズでは、商品ビジョンやプロジェクトビジョン、プロジェクトコミュニティ、チームでの作業方法を決定するフェーズであり、一言でいえば、ビジョンを定義するフェーズである。

つまり、
・顧客からみた商品ビジョンはどのようなものか
・プロジェクトのスコープと制約にはどのようなものがあるか
・プロジェクトコミュニティに参加させるべき人は誰か
・チームはどのようなアプローチで商品を提供するか
などを決めていく。
PMBOK(R)でのプロジェクト憲章に相当し、このビジョンを固めるためのツールとして、商品ビジョンボックスがある。

商品ビジョンボックスは、これから開発する商品の箱のデッサンを決めようというものである。
つまり、通常、箱には売り込むべき機能やセールスポイントや商品の絵などを記載するので、まず、それらをどんな文言でどの順序で記載するのかということを決めるというものです。決めていく過程ではもちろん、チームビルディングやビジョンの共有などを図ることもできる。
自分たちが作りたいもの、作るべきもの、目指すもの、イメージなどをまとめるために、まず、箱の前面と背面を決めましょうというツールです。

このことによって、チームメンバーが商品に対する共通のイメージを持つことができ、マーケティング担当者、経営者に商品のハイコンセプト(一般にアピールするメッセージ)を示すことができる。

決めるべきことは、主に次の4点である。
・実物の箱のデザイン(商品のデザイン・イメージ図を記載する)
・前面に載せる商品のセールスポイント3〜4個
・背面に載せる詳細な機能説明、使用条件など
・外箱の材質や形

そして、このあとの思索フェーズで、計画を作成するが、この商品ビジョンボックスで決めた機能を実現させるため、商品デザインを実現するための計画を作成していく。

このように、ビジョンを表現するためのツールとして、商品ビジョンボックスは大変有効なツールであり、文章よりも絵を描くことで、「百聞は一見にしかず」そのものである。
また、文章によるビジョンの表現のためのツールとして、エレベータテストステートメントがあり、これは次回に取り上げる

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著者紹介

鈴木道代、PMP、PMS
株式会社プロジェクトマネジメントオフィス、PMstyleプランナー
神戸大学工学部卒業後、アパレル企業の情報システム部に所属し、データベース管理者、システムエンジニア、リーダーとして社内システムの開発・マネジメントに携わる。
その後、独立し、小規模のシステム開発プロジェクトを受託し、プロジェクトマネジメントや開発マネジメントを担当する。
2004年、PMPを取得し、株式会社プロジェクトマネジメントオフィスにて、プロジェクトマネジメントのコンサルティング、研修講師、セミナー講師を担当する。2010年、PMS取得。

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