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第15回 PMI(R)のプログラムマネジメント体系(2013.07.05)

プロジェクトマネジメントオフィス 鈴木 道代


◆PMI(R)のプログラムマネジメント体系

「P2M(プロジェクト&プログラムマネジメント)早わかり」の15回目です。
前回は、プログラムのアーキテクチャについて、書きました。
今回は、P2Mとの違いを見るために、PMI(R)のプログラムマネジメント体系について書きます。

PMI(R)のプログラムマネジメントは、PMBOK(R)と整合性を持ち、同様にプロセス群と知識エリアにて、マネジメントプロセスを定義しています。

プロセス群は立上げプロセス群、計画プロセス群、実行プロセス群、監視・コントロールプロセス群、終結プロセス群であり、知識エリアは、統合、スコープ、タイム、コスト、品質、人的資源、コミュニケーション、リスク、調達とPMBOK(R)と同様9つの知識エリアと財務、ステークホルダー、ガバナンスの知識エリアです。

知識エリアのうち、コストマネジメント、品質マネジメント、人的資源マネジメントは、プログラムマネジメント標準の一部として含まれないとし、ガイドブックにも、PMBOK(R)ガイドと同一内容である。との記載があるだけです。

この3つの知識エリアはプログラムではなく、プロジェクトで個別にマネジメントを行い、プログラムでマネジメントすべきことは、コストではなく、財務、品質だけではなく、ガバナンスとプロジェクトより一段高いレベルでのマネジメントと考えられています。

また、ステークホルダー知識エリアは、PMBOK(R)ガイド第5版で第10の知識エリアとしてコミュニケーション知識エリアから独立しますが、プログラムの方がステークホルダーマネジメントが重要であるためなのでしょうか、知識エリア独立が先行していたようです。

PMI(R)のプログラムマネジメント標準は第2版が現在最新なのですが、第1版には、インプットとアウトプットは記載がありましたが、ツールと技法の記載がありませんでした。また、プロセス数も少なく、知識エリアでプロセスを分類せず、コンポーネント(プロジェクトのこと)のマネジメントとベネフィットとガバナンスのマネジメントをするためのプロセスが流れ(プロセス群)に沿って、定義されていました。

個人的には、第1版の方がプログラムマネジメントの流れや、やるべきことが分かりやすい(ページが少ないこともあり)と考えています。

第1版では、下記のプロセスが定義されていました。
●立上げプロセス群
・プログラムの立上げ   ・プロジェクト認可   ・チーム立上げ

●計画プロセス群
・プログラムマネジメント計画書作成
・インターフェース計画
・移管計画
・資源計画
・スコープ定義
・プログラムWBS作成
・スケジュール作成
・コスト見積りと予算化
・品質計画
・人的資源計画
・コミュニケーション計画
・リスク・マネジメント計画と分析
・プログラム購入・取得計画
・契約計画

●実行プロセス群
・プログラム実行の指揮・マネジメント
・品質保証
・プログラム・チーム編成
・プログラム・チーム育成
・情報配布
・納入者回答依頼
・納入者選定

●監視コントロール・プロセス群
・統合変更管理
・資源コントロール
・プログラム作業の監視コントロール
・課題マネジメントとコントロール
・スコープ・コントロール
・スケジュール・コントロール
・コスト・コントロール
・品質管理
・コミュニケーション・コントロール
・実績報告
・リスクの監視コントロール
・プログラム契約管理

●終結プロセス群
・プログラム終結   ・プログラム要素終結   ・契約終結


次回は、立上げについて、PMI(R)のプログラムマネジメントと比較しながら、書き進めていきます。


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著者紹介

鈴木道代、PMP、PMS
株式会社プロジェクトマネジメントオフィス、PMstyleプランナー
神戸大学工学部卒業後、アパレル企業の情報システム部に所属し、データベース管理者、システムエンジニア、リーダーとして社内システムの開発・マネジメントに携わる。
その後、独立し、小規模のシステム開発プロジェクトを受託し、プロジェクトマネジメントや開発マネジメントを担当する。
2004年、PMPを取得し、株式会社プロジェクトマネジメントオフィスにて、プロジェクトマネジメントのコンサルティング、研修講師、セミナー講師を担当する。2010年、PMS取得。

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