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第27回 創造的問題解決(CPS)(2010.02.02)

プロジェクトマネジメントオフィス 鈴木 道代


◆創造的問題解決(CPS:Creative Problem Solving)

創造的問題解決とは、創造プロセスの骨格であり、目新しい結果を生み出す創造的思考と新しい状況に局面した場合に新しい反応を生み出す問題解決の総和です。

グループでCPSプロセスを進める場合は、ファシリテーター(ファシリテーションを行う人)とグループメンバーによって行います。グループメンバーは、CPSプロセスにおいて、アイデアを出し、意志決定を行います。

CPSプロセスは、次の3つのプロセス構成単位

1.挑戦を探索せよ
2.アイデアを生成せよ
3.行動を準備せよ

から成ります。
そしてそれらは、目標、発散的思考、収束的思考、成果から成ります。

1.では、目標、願い、挑戦を特定し、データを収集し、問題を明確にします。
2.では、明確化された問題に対して、解決策を幅広く、多様に考え、最も見込みのあるアイデアを選択します。
3.では、選択したアイデアを評価・洗練し、その行動計画を立てます。その際に支援者や抵抗者を特定し、実行可能な行動計画にします。

発散的思考はブレーンストーミング法が中心になり(紙で行うブレインライティングもあります。他に、スキャンパー法など)、収束的思考は、前回取り上げました多重投票法KJ法などがあります。

 
次回から、その他の発散的思考、収束的思考を取り上げます。


参考文献:創造的問題解決〜なぜ問題が解決できないのか?
ブレア・ミラー、ロジャー・ファイアスティン、ジョナサン・ヴィハー
(弓野 憲一、西浦 和樹、南 学、宗吉 秀樹訳))

ビジネス書の杜はこちらです。

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  2.3つのタイプの問題解決
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  3.コンセプチュアルな問題解決の流れ
  4.コンセプチュアルな問題解決のポイントとツール
   【演習】各ポイントのエクスサイズ
  5.コンセプチュアルな問題解決演習
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著者紹介

鈴木道代、PMP、PMS
株式会社プロジェクトマネジメントオフィス、PMstyleプランナー
神戸大学工学部卒業後、アパレル企業の情報システム部に所属し、データベース管理者、システムエンジニア、リーダーとして社内システムの開発・マネジメントに携わる。
その後、独立し、小規模のシステム開発プロジェクトを受託し、プロジェクトマネジメントや開発マネジメントを担当する。
2004年、PMPを取得し、株式会社プロジェクトマネジメントオフィスにて、プロジェクトマネジメントのコンサルティング、研修講師、セミナー講師を担当する。2010年、PMS取得。

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