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第25回 ノミナル・グループ・テクニック(2010.01.23)

プロジェクトマネジメントオフィス 鈴木 道代


◆ノミナル・グループ・テクニック

ファシリテーションスキルの中で最も基本的で必要なスキルは、質問をすることであり、それをいかにふさわしいタイミングでふさわしい質問をなげかけるかということだそうです。

例えば、チームメンバーによる問題解決を会議の場で行いコンセンサスを得るという場合、

・意見・情報・アイデアを引き出し、整理する

 すでにご紹介していますブレイン・ライティングやストラクチャード・ラウンドはこのステップで使うツールです

    ブレイン・ライティング

    ストラクチャード・ラウンド

・整理された意見・情報・アイデアに優先順位をつけ、評価する

・優先順位の高い意見・情報・アイデアについてさらに議論をし結論まで導く

のプロセスで会議を進めていきますが、オープンエンド型(自由回答式)とクローズエンド型(限定回答式)の2種類の質問を使い分けながら、次のプロセスに進めていきます。

例えば、オープンエンド型は、「それに対してどう思いますか」「どんな代替案があるでしょうか」など、「何を」「どのように」「誰が」「なぜ」などを質問します。

クローズエンド型は、「次の案の検討に移ってもよろしいでしょうか」「この決定を全員が支持しますか」など「イエス」「ノー」を引き出すための質問です。

今回はこれらの質問方式を使いながら、アイデアを挙げ、優先順位をつけるためのツールであるノミナル・グループ・テクニックをご紹介します。

ノミナル・グループ・テクニックは、メンバー全員をグループの生産作業に参加させ、影響力を等しく発揮してもらうことができる手法です。

投票をメンバー全員が匿名で行い、複数のアイデアを出し、その中から適切なアイデアを選ぶことに時間をかけていきます。

手順は次のとおりです。

まずは、アイデアをできるだけたくさん出すステップです。
1.テーマを決めて、全員が見える場所に掲示します。
2.全員が話しをせずに、できるだけ多くのアイデアを書き出します。
  (一人ブレーンストーミングですね)
3.考えたアイデアの中からひとつを選んで順番に発表します。
  でてきたアイデアを全員が見える場所に番号をつけてリストアップします。
  それをアイデアが出尽くすまで続けます
4.リストアップされたアイデア全体を見渡し、全員で議論します。
  (アイデアを順番に議論するのではなく説明が必要なアイデアのみ議論します)
5.追加のアイデアがあれば、リストアップし、全員がすべてのアイデアを理解する
まで続けます

次に、アイデアの優先順位付けです。
6.メンバー全員に4枚のカードを渡します。
  最も優先順位の高いアイデアの番号をカードに書いてもらい、4点を付けてもら
  います。次に優先順位の高いアイデアに3点、3番目は2点、4番目は1点にし
  、カードを集めます。
7.休憩を取り、その間にカードの点数を集計し、高得点のアイデアから全員が見え
  る場所に書き出します。
8.休憩後、優先順位付けされたアイデアについて、議論をしていきます。
  上位のアイデアについてはその理由を、上位に入っていないアイデアについては
  議論すべきものがあるかどうかを検討するような質問をしながら、議論を進めて
  いきます。
9.再度カードを配り、優先順位付けし、その結果で議論を進め、結論をだしていき
  ます。

このように、ノミナル・グループ・テクニックは、最初はブレーンストーミングやブレーンライティング同様、多くのアイデアを集め、次に議論すべき重要な項目を絞りこんでいく手法であり、メンバー全員が結論を出していくプロセスに参加することで、コンセンサスを得ることができる手法です。

(参考文献:ファシリテーター型リーダーの時代、フラン・リース著)


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 6.リスク計画書の書き方
 7.ステークホルダー計画書の書き方
 8.コミュニケーション計画書の書き方
 9.プロジェクト計画全体の整合と各計画書の調整
 10.プロジェクト計画書の使い方と段階的詳細化
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著者紹介

鈴木道代、PMP、PMS
株式会社プロジェクトマネジメントオフィス、PMstyleプランナー
神戸大学工学部卒業後、アパレル企業の情報システム部に所属し、データベース管理者、システムエンジニア、リーダーとして社内システムの開発・マネジメントに携わる。
その後、独立し、小規模のシステム開発プロジェクトを受託し、プロジェクトマネジメントや開発マネジメントを担当する。
2004年、PMPを取得し、株式会社プロジェクトマネジメントオフィスにて、プロジェクトマネジメントのコンサルティング、研修講師、セミナー講師を担当する。2010年、PMS取得。

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