本文へスキップ

イノベーション実践、コンセプチュアルスキル、プログラムマネジメント、プロジェクトマネジメント、PMOについての最先端の情報、研修、セミナー、コンサルティングをお届けします。

PMO研修 開催決定セミナー

お客様の声  セミナーカレンダー

(本社)0774-28-2087 (携帯)080-2441-0805

第12回 ステークホルダーマネジメントは、誰に対するマネジメントなのか?(2014.10.07)

プロジェクトマネジメントオフィス 鈴木 道代

◆ステークホルダーマネジメントとは

PMBOKガイド(R)によると、ステークホルダーについて、以下のように記載されています。

−−−
ステークホルダー(利害関係者)とは、プロジェクトの意思決定、アクティビティ、成果に影響したり、影響されたり、または、影響されると思う個人、グループ、組織である。
−−−

ステークホルダーは、プロジェクトに積極的に関与したり、プロジェクトの経過・完了によって、利害がプラスやマイナスの影響を受けます。そして、それが当人の思惑通りの場合もあれば、全く異なっている場合もあります。

また、各ステークホルダーには競合する期待があり、その期待をマネジメントし、プロジェクトへ、プロジェクトからの影響をいい方向へ持っていくことが、プロジェクトマネジメントでは、重要なポイントです。

それでは、ステークホルダーとは、誰のことを示しているのでしょうか?

−−−
ステークホルダーには、プロジェクト・チーム全員はもちろん、組織内や組織外にいる利害関係者の全員が含まれる。販売員やヘルプデスク従事者、製造ラインの監督者などの定常業務に従事する者もステークホルダーである。(PMBOK(R)ガイドから抜粋)
−−−

ステークホルダーマネジメントは重要なのですが、その方たちには、通常、直接、命令や指示をすることはできません。期待通りの成果を提供するために、何かの作成の指示や、プロジェクトで必要な要員を配置してもらうために、他部署の部長などに、プロジェクトの成果には必要だからと依頼することも困難なことが多いはずです。
どうすれば良いのでしょうか?


プロジェクトに協力したい、プロジェクトに参画したいと思ってもらうしか方法はなく、そのためには、相手の世界を理解し、信頼関係を築き、プロジェクトに対すエンゲージメントを高めることが唯一の方法であり、これが、プロジェクトにおけるステークホルダーマネジメントの根幹を成しています。

エンゲージメントについては、下記コラムを参照してください。

PMの道具箱 第65回 コミュニケーションログとエンゲージメントマネジメント

◆忘れがちなステークホルダー

そして、エンゲージメントマネジメントの対象は、「ステークホルダー特定」プロセスで、分析によってステークホルダー登録簿にリストアップされる方々、グループ、会社です。

プロジェクトのステークホルダーは、

『プロジェクトに関わる利害関係者』

ではなく、

『プロジェクトによって影響を受ける利害関係者』

ということに注目すべきです。

同じように思えますが、後者は、プレプロジェクト(プロジェクトが立ち上がる前)やポストプロジェクト(プロジェクトが完了した後)に関わっている利害関係者も含んでいます。

例えば、プロジェクトの成果を使って、後継プロジェクトが開始される場合における後継プロジェクトのプロジェクトスポンサーなどです。

この方たちは、何か戦略を持って、プロジェクトを立ち上げる状況を作り、また、プロジェクト完了の成果の影響を何らかの形で受ける方々です。プロジェクト期間に直接的に利害関係者となることは少ないのですが、プロジェクトにより多大な利害を被るはずです。

従いまして、このような方たちに対する期待のマネジメント、プロジェクトに対するエンゲージメントをどのように獲得するかなども、ステークホルダーマネジメントの重要なポイントです。

◆顧客(ステークホルダー)に関連するセミナーを開催します
━【開催概要】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ステークホルダーマネジメント〜相手の世界を理解し、信頼関係を築く◆7PDU's
  日時・場所:【東京】2017年12月12日(火)10:00-18:00(9:40受付開始)
           ちよだプラットフォームスクウェア(東京都千代田区)
        【大阪】2018年 01月 22日(月)10:00-18:00(9:40受付開始)
           大阪市中央公会堂(大阪市北区)
  講師:鈴木道代(株式会社プロジェクトマネジメントオフィス,PMP,PMS)
  詳細・お申込 http://pmstyle.biz/smn/stake20.htm
  主催 プロジェクトマネジメントオフィス、共催:PMAJ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【カリキュラム】
1.ステークホルダーマネジメントとは何か
2.ステークホルダー分析の手法
3.ステークホルダーの期待をマネジメントする
4.ステークホルダーのプロジェクトへの協力を得る
5.ステークホルダーと交渉する
6.ステークホルダーマネジメントを計画する
7.ケース
 ・顧客とのよい関係を作る
 ・上位組織を動かす
 ・チームを結束させる
8.ステークホルダーマネジメントの難しさ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

著者紹介

鈴木道代、PMP、PMS
株式会社プロジェクトマネジメントオフィス、PMstyleプランナー
神戸大学工学部卒業後、アパレル企業の情報システム部に所属し、データベース管理者、システムエンジニア、リーダーとして社内システムの開発・マネジメントに携わる。
その後、独立し、小規模のシステム開発プロジェクトを受託し、プロジェクトマネジメントや開発マネジメントを担当する。
2004年、PMPを取得し、株式会社プロジェクトマネジメントオフィスにて、プロジェクトマネジメントのコンサルティング、研修講師、セミナー講師を担当する。2010年、PMS取得。

メルマガ紹介

本連載は、PM養成マガジン購読にて、最新記事を読むことができます。

コンセプチュアルスキル診断

サイト内検索

お薦めする書籍

メルマガ購読

公開セミナー(カテゴリー別)
日付順  カレンダ

お客様の声(掲載をご許可いただいた受講者の方のアンケート結果)

すべてのセミナーが企業研修に対応できます。お問合せください。

ブログ

PMstyleプロデューサー

プロジェクト・イニシアチブ

Facebook

Facebook

Twitter

PMコンピテンシーとは