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第13回 P2Mにおけるプログラムマネジメントとは(2013.05.29)

プロジェクトマネジメントオフィス 鈴木 道代


◆P2Mにおけるプログラムマネジメントとは

「P2M(プロジェクト&プログラムマネジメント)早わかり」の13回目です。
前回までは、P2Mタワーの下層部分のプロジェクトマネジメントについて、書いてきました。今回は、いよいよ、中層部分のプログラムについてです。

では、プログラムって、ってところからですが、

P2Mでは、

「プログラムとは、全体使命を実現する複数のプロジェクトが有機的に統合された事業である」

と定義しています。ここでは、複数のプロジェクトの中には、プロジェクトの定義に当てはまらないような定常業務も含まれていることが注目点です。
     ==== 

なぜならば、プログラムマネジメントは、価値創造を使命とする活動であり、定常業務による回収を含めての価値と考えられるからです。

例えば、ITシステム構築プログラムの場合、いくつかのプロジェクトにて、システムを構築していきますが、そのシステム構築プロジェクトでは、価値自体を創出できず、システム構築後のシステムを利用する定常業務にて、価値が創出されているからです。

そこで、P2Mでは、この定常業務をサービスプロジェクトと位置付け、そこで創出される価値をプログラムの中に含めて、投資・回収、技術、市場などの統合的に評価したプログラムの計画を立てていきます。

プログラムには、多様な目的を持って、いろいろな領域にて実施されていますが、P2Mでは、それらを、大きく、次のかたちに分類しています。

・組織変革型:企業のM&Aなど
・資源事業型:油田堀削など
・建設型:市街地の再開発など
・ITシステム型:銀行システムなど
・商品開発型:工業製品開発や医薬品開発など
・新ビジネスモデル型:Jリーグや宅配便など
・販売・サービス型:フランチャイズ販売網や高級車の販売系列での展開など
・イベント型:オリンピックや万博など
・大型研究開発型:宇宙開発など
・能力開発型:大学創立や企業内教育組織など
・創作活動型:映画やテレビドラマ制作など

また、これらの分類において、プログラムのコンセプトのあり方や創出する価値の種類によって、次のパターンに分類しています。

・変革型:プログラムのコンセプトは不明確な状態でスタートし、部分的改善ではなく、改変によって新しい種類の価値を創造する
・オペレーション型:プログラムのコンセプトは最初から決まっている
・創出型:プログラムのコンセプトは不明確な状態でスタートし、商品概念などについて、全く新しいものを創出する

続きは、次回へと、書き進めていきます。

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   2.プロジェクト・イニシアチブの実践
   (1)プロジェクト・イニシアチブの構想と計画
   (2)ポートフォリオによるインパクトのデザイン
   (3)プログラムによるインパクトのマネジメント
   (4)価値を創造する個別プロジェクトの構想、計画、マネジメント
   3.プロジェクト・イニシアチブの構想演習
   4.プロジェクトによる価値創造の実際
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著者紹介

鈴木道代、PMP、PMS
株式会社プロジェクトマネジメントオフィス、PMstyleプランナー
神戸大学工学部卒業後、アパレル企業の情報システム部に所属し、データベース管理者、システムエンジニア、リーダーとして社内システムの開発・マネジメントに携わる。
その後、独立し、小規模のシステム開発プロジェクトを受託し、プロジェクトマネジメントや開発マネジメントを担当する。
2004年、PMPを取得し、株式会社プロジェクトマネジメントオフィスにて、プロジェクトマネジメントのコンサルティング、研修講師、セミナー講師を担当する。2010年、PMS取得。

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