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第1回 3年後の自分(2007.10.05)

有限会社システムマネジメントアンドコントロール 取締役 社長 野村隆昌


野村です。10月に入りましたが、PMPの皆様お気づきでしょうか?PMI年度は1月始まりです。CCR cycleのうちの1年がまもなく期限を迎えようとしています。今年で3年60PDUsのCCR cycleが期限を迎える方、年末になって慌てない為、念のため、自分の獲得したPDUsを確認しておきましょう!

今回から3回程度、PMP資格維持について連載していきます。今日はその第一回目です。まずは、全ての人に共通な話です。

●手続きについて
まず、どなた様も最初に、PMIのサイトから「Credential Handbook(英語)」のPDFをダウンロードし、熟読しましょう。私の連載では、細かい手続きなどについては言及しません。

ポイントは、
・3年間に60PDUs
・認定教育プロバイダーに頼らなくても獲得できる
・手続きはきちんと!
という事でしょうか。

くどいようですが、Credential Handbookは、必ず自分で読んでください。皆さんの権利に関わる重大な事柄です。また、8月中旬以降PMIのサイトを活用されていない方、ちょっとPMIのサイトを見てみましょう。インターフェースが大幅に変わっています。

●カテゴリー基礎知識
PDUsは、カテゴリーにわかれています。

Category 1: Formal academic education
Category 2: Professional activities and self-directed learning
Category 3: Educational programs offered by PMI R.E.P.
Category 4: Educational programs offered by other providers
Category 5: Volunteer service to professional or community organizations

※1

Handbookを読む上で特に注意したいのは、カテゴリー2です。細かく細分化され
ていますし、制限なども細かく規定されていますし、楽に獲得できる道も見えて
きますので、きちんと読むようにしましょう。かなりお得です。

●とはいえ、全員が考えたいこと
皆さんはなぜプロジェクトマネジメントプロフェッショナル(PMP)認定を取得
したのでしょうか?会社が取れと言ったから?転職するから?もっと上を目指す
から?PMOにスタッフとして配属されたから?実力を付けたいから?部下にPMPを
取らせたいから???いろいろな事情や目的があったと思います。

(ところで、会社が取れと言ったけど、今後この資格はあまり必要無いという方は、この記事を読む必要は無いかもしれません。もし、「もうちょっと先を目指してみようかな」という気持ちがあるなら、引き続きお読み下さい。)

まず、その時の事情、状況は、今も変わっていないでしょうか?あるいは変化があったでしょうか?取得している意味について、最初に考えます。

次に、「理想的な自分」「目指す理想像」を想像してください。3年後くらいの自分は、どんな姿で、どの席に座って、周りにどんな人がいて、どんな仕事でどんなお客さんと付き合って、どんな生活をしているでしょうか。幅広く、かつ、リアルなイメージを考えるべきです。

その上で、「自分にどんな能力が必要か」を考えます。

さて、能力とは何でしょうか。コミュニケーションスキルのような局所的な能力もあります。プロジェクトマネジャーのコンピテンス、PMOを仕切る立場のコンピテンスのような、幅広い能力もあります。

また、違う尺度では、プロセスの知識とプロセスを実行する、というような能力もあれば、ビジネス心理学、右脳の解放のような能力もあります。

こうした流れによって、概ねどんな能力が必要かは見えてくるはずです。

●広い範囲を見る
必要な能力について考えるとき、理想的な将来の自分を考えるときに大切なのは、いつもより少し広い範囲を考えることです。ここまでは無理かな、と、思ったところのちょっと内側が、せいぜい到達点になります。裏を返せば「理想的なプロジェクトマネジャーになりたい」のであれば、その能力のちょっと外側の能力まで認識した程度で、ちょうど理想的なプロジェクトマネジャーの能力が身につくことになります。「こうなりたい」のちょっと外側、と、考えてください。

脱線しますが、実はこれはPMPを目指す人にも同じ事が言えます。PMPに必要な範囲のちょっと外側まで認識したくらいが、ちょうど、PMPに必要な範囲を捉えたということになります。

●理屈なんて後回し、先ずはイメージだ!
少し話は戻ります。大切なことは、どんな能力が必要か?という能力モデルを考えるよりも(無論、能力モデルは重要ではない、という意味ではない)「理想的な将来の自分」「目指す理想像」を強烈なイメージで持っていることが大切です。どんな能力が必要かわからないから、イメージできない、と、考える必要は、全くありません。どんな能力が必要かわからないけど、こんな自分になりたい、と、考えて欲しいのです。
というのは、「よりリアルなイメージを持てれば、道筋はわからなくても、そこにたどり着くことが出来る」のです。なぜかは、わかりません。そしてこれは多分真実です。

「なりたい自分」がリアルにイメージできない限り、そこにたどり着くことは偶然以外にあり得ませんし、偶然が起こる可能性も低くなります。

●次号以降の展開、タイプ別資格維持について

立場別に、考えていきたいと思います。PMP取得の目的のところで述べましたが、取得の目的は、ざっと考えても、
・会社が取れと言ったから
・転職するから
・もっと上を目指すから
・PMOにスタッフとして配属されたから
・実力を付けたいから
・部下にPMPを取らせたいから
などが挙げられます。少し分析した上で、タイプ別資格維持としてまとめていきたいと思います。

※1 2013年現在のカテゴリーは、「A」、「B」、「C」

著者紹介

野村 隆昌

有限会社システムマネジメントアンドコントロール 取締役 社長
1993年 秋田大学鉱山学部卒業後、大手ゼネコンに入社
プロジェクトマネジメントを軸に、新規事業のコンサルティング、事業撤退のコンサルティング、PMP試験対策関連のセミナーを提供。現在の興味は、「個人が個人に変化を起こす」こと、「人間の行動」、「脳の機能」。
PMP (米国PMI 認定プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)

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