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第14回 リソースインテグレーション(1)(2005.09.06)

プロジェクトマネジメントオフィス 好川 哲人


◆リソースインテグレーションとは

リソースインテグレーションという言葉をご存知であろうか?プロジェクトマネジメントの一面を表すのに、非常に的確な言葉である。

プロジェクトマネジメントにはリソースのマネジメントだけはなく、計画や統制といったさまざまな要素があるのだが、まず、最初のイメージはさまざまなリソースをインテグレーション(統合)し、プロジェクト課題に立ち向かうというイメージが強い。これは、単にイメージだけではなく、プロジェクトの本質であると言ってよいだろう。

少し脱線するが、プロジェクトに対する間違ったイメージは、制約として与えられたリソースがあって、プロジェクトマネジメントは、それを使って如何に課題を解決するかというイメージがある。どんな業界でもこのような現実はあるが、これは単に組織のマネジメントの不作為を、プロジェクトマネジメントという現場のマネジメントに押し付けているだけであり、プロジェクトを業務形態の中心に据えた組織では、このようなことがないように、複数のプロジェクトを見ておく必要がある。

複数のプロジェクトの範囲の決め方はさまざまである。例えば、

 1)事業
 2)商品群
 3)顧客(アカウント)
 4)技術

などが考えられ、そこでは、その単位で収益の最大化が図られなくてはならない。いわゆるプログラムマネジメントである。


◆リソースインテグレーションの3要素

さて、プロジェクトをそのように捉えたときに、リソースインテグレーションとは具体的には何をするのだろうか?広い意味で考えると、人、もの、金の統合の最適化を図ることである。これらは、相互に関係しているので、この最適化を、プログラムのレベルで図っていく必要がある。

狭い意味では、リソース(人)の統合を指す。つまり、どのようなスキルを持つ人を、どれだけプロジェクトに投入するかというリソースマネジメントを指す。しかし、リソースインテグレーションという場合には、それだけではない。プログラム、あるいは、もう少し、広い単位で考えたときに、リソースマネジメントを最適化しようと思えば、「人を使う」だけの問題ではすまない。例えば、事業単位で考えるのであれば、事業戦略から人材戦略を策定し、その人材戦略を実行することまでインテグレーションに含めなければ、上に述べたような問題は解消されず、プロジェクトマネジメントとしても不十分である。

他に何が必要であるかを考えてみると、「人を育てる」こと、そして、「人の持っているパフォーマンスを最大限に発揮させる」ことまですべてセットで考えなくてはリソースインテグレーションとはいえない。

つまり、リソースインテグレーションには3つの要素がある。

 1)人を使うこと(リソースマネジメント)
 2)人を育てること(人材育成)
 3)パフォーマンスをあげること(チーム形成)

の3つである。

この役割を果たすのは、事業や商品に対して責任を負う母体組織(ライン)であり、それをPMOが支援する、あるいは、ライン組織からの委託により直接行うことになる。

PMO進化論の次のテーマはこのリソースインテグレーションの活動について考えてみたい。


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著者紹介

好川哲人、MBA、技術士
株式会社プロジェクトマネジメントオフィス代表、PMstyleプロデューサー
15年以上に渡り、技術経営のコンサルタントとして活躍。プロジェクトマネジメントを中心にした幅広いコンサルティングを得意とし、多くの、新規事業開発、研究開発、商品開発、システムインテグレーションなどのプロジェクトを成功に導く。
1万人以上が購読するプロジェクトマネジャー向けのメールマガジン「PM養成マガジン(無料版)」、「PM養成マガジンプロフェッショナル(有料版)」や「プロジェクト&イノベーション(無料」、書籍出版、雑誌記事などで積極的に情報発信をし、プロジェクトマネジメント業界にも強い影響を与え続けている。

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