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第10回 プロジェクト運用技術支援〜プロジェクトリカバリー(4)(2005.02.16)

プロジェクトマネジメントオフィス 好川 哲人


◆リカバリーチームの構成

リカバリーマネージャーが決定すると、いよいよ、本格的にリカバリーチームの編成にかかる。実質的には元のプロジェクトチームとそんなに大きな違いのあるチームは作れないが、ミッションが違うことを共通認識するために、一から編成するというスタンスが必要である。

リカバリーチームには、リカバリーマネージャー以外に

 ・母体組織のマネージャー(場合によってはエグゼクティブ)
 ・プロジェクトメンバー
 ・ベンダー(あるいはコントラクター)
 ・顧客

などを巻き込み、まさに背水の陣とすることが望まれる。


◆母体組織のマネージャーの役割と行動

母体組織のマネージャーには

 ・プロジェクトリカバリーの実施の決定
 ・プロジェクトリカバリーの推進に対してよい意味での影響を与える

の役割がある。この役割を果たすために、期待される行動には、まず、リカバリープロジェクトの推進のために

 ・リカバリー活動への資金投入
 ・リカバリー活動に必要な新規のリソースの配置

を行わなくてはならない。同時に、プロジェクトポートフォリオを調整し、リカバリーに便宜を図る必要がある。これは、他のプロジェクトへの影響をきちんと評価した上で、キーマンの再配置を行うといった対処である。

ここまでで、リカバリーチームの立ち上げへの支援は一段落することになる。落ち着いたら、改めて、プロジェクトリカバリーの影響を受けるビジネスを見直し、収益計画の変更を行わなくてはならない。

また、リカバリーのオペレーションが開始されると、リカバリー進捗レビューへ参加したり、あるいは、計画変更の支援を行う必要がある。

さらに、リカバリーが繰り返し発生することを防ぐために必要なプロジェクトマネジメントプロセスの方向性の決定に関して、PMOの支援と指導を行うといった組織的な改善マネジメントを指揮していく必要がある。


◆プロジェクトメンバーの役割と行動

リカバリーチームでは、リカバリーのためのメンバーと、もともとのプロジェクトのメンバーが混在すべてのメンバーがリカバリー作業が第一義的な役割となる。この役割をよく認識しておくことが必要だ。現実には、元のプロジェクト作業を少しでも進めるように行動するメンバーが多いが、このような行動は是正していく必要がある(もちろん、リカバリー作業の多くの作業は、元のプロジェクト作業をオーバーラップする)。

その上で、具体的には、リカバリーの中で割り当てられた作業を実施する。その際にポイントになるのは

 ・頻繁にレポートを提出し、状況を明確にしていく
 ・リスクマネジメントのための行動を積極的にしていく

といったことである。実際に、最低でも、通常のプロジェクトマネジメントの倍くらいの頻度で報告やミーティングを繰り返すべきである。

また、特に元のプロジェクトのメンバーにおいては、技術的な専門分野ではプロジェクトリカバリーマネージャーにアドバイスすることが求められる。さらに、プロジェクトの問題点の解消のために、プロジェクトリカバリーマネージャーと直接的な協働作業を行うことも必要になる。


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3.問題からのリカバリーソリューション
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著者紹介

好川哲人、MBA、技術士
株式会社プロジェクトマネジメントオフィス代表、PMstyleプロデューサー
15年以上に渡り、技術経営のコンサルタントとして活躍。プロジェクトマネジメントを中心にした幅広いコンサルティングを得意とし、多くの、新規事業開発、研究開発、商品開発、システムインテグレーションなどのプロジェクトを成功に導く。
1万人以上が購読するプロジェクトマネジャー向けのメールマガジン「PM養成マガジン(無料版)」、「PM養成マガジンプロフェッショナル(有料版)」や「プロジェクト&イノベーション(無料」、書籍出版、雑誌記事などで積極的に情報発信をし、プロジェクトマネジメント業界にも強い影響を与え続けている。

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