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No16. クロスファンクショナルチーム(1)《一般》(2014.05.13)

プロジェクトマネジメントオフィス 鈴木道代

No14.から、著者が変わり、鈴木が担当しますので、よろしくお願いします。
50回程度の連載の予定です。

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【目的】チームの結束を高める

【用途】マトリクス型組織をマネジメントする

【効用】チーム育成ができ、ハイパフォーマンスなプロジェクトチームになれる

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◆クロスファンクショナルチーム(1)

前回は、プロジェクトの継承について取り上げました。

PMstyle Kit No15. プロジェクトの継承《一般》

今回は、クロスファンクショナルチームについて取り上げます。

プロジェクトではチームで作業を行いますので、チームビルディング、チーム育成をが重要ですが、クロスファンクショナルチームの場合、どのような点に注意すべきでしょうか?

まず、クロスファンクショナルチームとは、どのようなチームのことでしょうか。

通常、多くの組織は、マーケティングや開発など機能の部門毎に構成され、各部門には業績やスタッフのマネジメントを担当する部門長(マネジャー)がいます。

ところが、プロジェクトでは、複数の機能部門からメンバーが参加することでチームが構成されていますが、それらをマトリクス型組織と呼び、そのプロジェクトチームのことをマトリクスチーム、またはクロスファンクショナルチームと呼んでいます。

ここで注目する点は、当たり前のことなのですが、チームメンバーには、マネジャー(管理者)は一人ではない、ということです。
所属する部門のマネジャーと参加しているプロジェクトを率いているマネジャーの二人のマネジャーがいるということです。

プロジェクトマネジャーが、プロジェクトに対して、強い権限を持っている場合は強いマトリクス型組織のプロジェクトと呼ばれ、反対に機能部門長の方が強い権限を持っている場合は弱いマトリクス型組織のプロジェクトと呼ばれています。

PMBOK(R)ガイド22ページでは、資源やプロジェクト予算の管理についての権限をどちらが持っているかによって、強いマトリクス型組織と弱いマトリクス型組織に分類され、他にもバランス・マトリクス型組織などが記載されています。

そして、弱いマトリクス型組織のプロジェクトの場合、機能部門の業務を抱えたままプロジェクトに参加するが多く、メンバーのプロジェクトに対するコミットメントとモチベーションも、低いことが多いようです。

そのため、チームビルディングとチーム育成が重要であり、プロジェクトマネジャーは、権限のない影響力を身につけ、定着することが責務となってきます。

影響力については、詳細がこちらに掲載されています。

影響力の法則 

また、強くても、弱くても、どちらもクロスファンクショナルチームなのですが、特に次の点に注意し、チームをマネジメントすることが重要です。

・課題マネジメント、問題のエスカレーション、コンフリクトの解決などに強いスポンサーシップを持ち、常に支援するという態度を持つ

・メンバーのプロジェクト目標達成のための活動とその時間に対する正式なコミットメントをメンバーの上司である機能部門長から得る

・メンバーがプロジェクトで成すべきことを明確にし、プロジェクトでのメンバーのロールを定義する

・プロジェクトルームやバーチャル場所などの共有の場を作る

そして、プロジェクト開始時にプロジェクトビジョンを作るスタートアップワークショップを開催します。これは、チームビルディングには最適と言われています。

また、パフォーマンスの高いクロスファインクショナルチームになるためには、趣味や経験などを共有し、共通の背景を持つことがポイントとなります。そのためには、チームでプロジェクト名をつけることも有効であり、個人が抱えている懸念からプロジェクトへとメンバーの関心を移すことになるそうです。そのことからも、スタートアップワークショップを開催し、チームビルディングを行います。

次回には、もう少し、クロスファンクショナルチームについて、詳しく述べたいと思っています。

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  日時・場所:【東京】2017年06月29日(木)10:00-18:00(9:40受付開始)
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           大阪市中央公会堂(大阪市北区)
  講師:鈴木道代(株式会社プロジェクトマネジメントオフィス,PMP,PMS)
  詳細・お申込 http://pmstyle.biz/smn/stake20.htm
  主催 プロジェクトマネジメントオフィス、共催:PMAJ
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【カリキュラム】
1.ステークホルダーマネジメントとは何か
2.ステークホルダー分析の手法
3.ステークホルダーの期待をマネジメントする
4.ステークホルダーのプロジェクトへの協力を得る
5.ステークホルダーと交渉する
6.ステークホルダーマネジメントを計画する
7.ケース
 ・顧客とのよい関係を作る
 ・上位組織を動かす
 ・チームを結束させる
8.ステークホルダーマネジメントの難しさ
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著者紹介

鈴木道代、PMP、PMS
株式会社プロジェクトマネジメントオフィス、PMstyleプランナー
神戸大学工学部卒業後、アパレル企業の情報システム部に所属し、データベース管理者、システムエンジニア、リーダーとして社内システムの開発・マネジメントに携わる。
その後、独立し、小規模のシステム開発プロジェクトを受託し、プロジェクトマネジメントや開発マネジメントを担当する。
2004年、PMPを取得し、株式会社プロジェクトマネジメントオフィスにて、プロジェクトマネジメントのコンサルティング、研修講師、セミナー講師を担当する。2010年、PMS取得。

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