本文へスキップ

イノベーション実践、コンセプチュアルスキル、プログラムマネジメント、プロジェクトマネジメント、PMOについての最先端の情報、研修、セミナー、コンサルティングをお届けします。

開催決定セミナー

お客様の声  セミナーカレンダー

(本社)0774-28-2087 (携帯)080-2441-0805

第12回 リスクマネジメント(2) (2009.09.11)

プロジェクトマネジメントオフィス 鈴木 道代


◆リスクマネジメント(2)

前回は、リスクマネジメントのステップであるリスクの特定までを述べました。

 第11回 リスクマネジメント

リスクマネジメントは、次の5ステップでした。

1.リスクマネジメント計画:リスクマネジメントの方針を決める
2.リスクの特定:計画の実行に対して、影響を与える事象の洗い出しをする
3.リスクの分析:リスクの大きさを分析し、対策を立てるリスクを抽出する
4.リスクの対策:大きなリスクに対して、対策を立てる
5.リスクトラッキング:リスクの対策が有効かどうか、リスクの状態が変化していないかをチェックする

今回は、3.リスクの分析です。

まず、このステップはなぜ実施するのか、ですが、

2.リスクの特定で洗い出されたリスクに対して、全て対策を立てることが現実的に難しいからです。
つまり、リスクマネジメントは、すればするほど時間と費用がかかり、もともと予想していたリスクが発生して損害を被る被害額よりもリスクマネジメントのための費用をかけすぎてしまった、という笑えないような話があるからです。

もともと、リスクマネジメントには、

「ALARP( As Low As Reasonably Practical)」

という考え方があります。
できる範囲でリスクをマネジメントしましょう、という意味ですね。

1.計画上でのリスクの排除:リスクの原因を突き止め、それをなくす
2.冗長性を持たせた計画:リスクが発生しにくいように、発生しても影響が少なくなるようにする
3.コンティンジェンシープラン:リスクが発生した場合の対応策を決めておく
4.マニュアル化やトレーニング:リスクが発生した場合の連絡先や緊急対応策を決めておく

上記のどのあたりのリスクマネジメントをするかは、時間と費用と相談して、ということです。

そこで、リスクの分析をして、大きいリスクに対しては対策をたて、小さいリスクに対しては、リスクがあることだけを認識しておきましょうという線引きをしていきます。

その指標として、

発生確率:リスクがどのくらいの確率で発生するのか
影響度:リスクが発生した場合プロジェクトにどの程度影響を与えるのか

の2つの指標があります。

例えば、発生確率を1〜3の3ランク、影響度を1〜3の3ランクに分ければ、
3×3=9ランクに分類することができ、

1〜3:この後の4.リスクの対策のステップでリスク対策をきちんと決めて実施する
4〜6:リスクがあることを認識し、プロジェクト実施時に考慮する
7〜9:リスクのリストに掲載しておくだけで、他には何もしない

ランクによって、例えば、上記のような対応をします。

この後の4.リスクの対策からは、次回に取り上げます。

◆関連するセミナーを開催します
╋【開催概要】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
■ リスクに強いプロジェクトと組織を作る             ◆3.5PDU's
  日時・場所:【東京】2017年 12月 11日(月) 13:30-17:00(13:10受付開始)
            ちよだプラットフォームスクウェア(東京都千代田区)
        【大阪】2017年 07月 27日(木)13:30-17:00(13:10受付開始)
            大阪市中央公会堂(大阪市北区)
  講師:鈴木道代(プロジェクトマネジメントオフィス、PMP、PMS)
  詳細・お申込 http://pmstyle.biz/smn/risk30.htm
  主催 プロジェクトマネジメントオフィス、共催:PMAJ
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
 【カリキュラム】
  1.リスクに対する正しい知識を身につける
  2.リスクモニタリングを推進する
  3.リスクの分類とパターン化
  4.プロジェクトのリスクマインドを高めるための施策
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋

著者紹介

鈴木道代、PMP、PMS
株式会社プロジェクトマネジメントオフィス、PMstyleプランナー
神戸大学工学部卒業後、アパレル企業の情報システム部に所属し、データベース管理者、システムエンジニア、リーダーとして社内システムの開発・マネジメントに携わる。
その後、独立し、小規模のシステム開発プロジェクトを受託し、プロジェクトマネジメントや開発マネジメントを担当する。
2004年、PMPを取得し、株式会社プロジェクトマネジメントオフィスにて、プロジェクトマネジメントのコンサルティング、研修講師、セミナー講師を担当する。2010年、PMS取得。

メルマガ紹介

本連載は、PM養成マガジン購読にて、最新記事を読むことができます。

コンセプチュアルスキル診断

サイト内検索

お薦めする書籍

メルマガ購読

公開セミナー(カテゴリー別)
日付順  カレンダ

顧客の声(掲載をご許可いただいた受講者の方のアンケート結果)

すべてのセミナーが企業研修に対応できます。お問合せください。

ブログ

PMstyleプロデューサー

プロジェクト・イニシアチブ

Facebook

Facebook

Twitter

PMコンピテンシーとは