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第14回 チーム育成(3)〜チーム育成の戦略(2005.12.05)

プロジェクトマネジメントオフィス 好川 哲人


◆はじめに

半年ぶりの新記事です。もう、連載は終わったと思っている人もいるかもしれませんが、この連載は僕のコアな部分なので、そう簡単には終わりません(笑)

とは言っても、前回、何を書いてあったか覚えている人もいないと思いますので、ちょっと復習から。


<前回までの復習>
この連載では、まず、経験を重視したプロジェクトマネージャーの育成方法について議論しました(第2回〜11回)。そして、次に、チームの育成で、メンバーの育成についての議論を始めました。第12回では、そもそも、チーム育成とは何かと言うことを考え、次に、13回では、この議論の中核をなすアビリティとコンピテンシーの違いについて議論をしました。その後、長いお休みに入りました。

さて、では、続きをやりたいと思います。


◆そんなに都合よくスキルセットは揃わない

本来であれば、チームを作る際には、必要なスキルセットをそろえて、そのチームでチームワークを作り上げ、困難なプロジェクトに立ち向かって行きたいところだ。しかし、そう都合よくは行かない。スキルセットが揃う「幸運」なプロジェクトはどんな業界でもそんなに多くはないだろう。そこで、スキルセットは、チームとしてメンバーの育成により育てる必要があるのが、現実である。

ただし、その前に考えなくてはならないこととして、スキルを外部調達することができないかという問題がある。実際に、スキルを外部調達しているケースは少なくない。形態はIT業界のように要員調達の形で行うこともあれば、例えば、ハードの設計における試作のように外部のサービスの調達で行うこともある。いずれにしても調達で行う。

本来論でいえば、組織には事業戦略があり、事業戦略を実現するための人材戦略がある。そして、人材育成は人材戦略にのっとり行われる。従って、瞬間風速的な誤差は出てくるかもしれないが、基本的には、必要がスキルが社内で調達できないというのは不自然だといえる。また、瞬間風速をカバーするために外部調達を活用するというのが正論である。


◆人材育成の問題とチーム育成の戦略

しかし、現実にはそのようになっている組織はそんなに多くない。この背景には、代表的には3つの問題がある。

 (1)そもそも、人材戦略など持ち合わせていない
 (2)人材育成が技術の流れについていけない
 (3)人材が確保できない


といった運用上の問題までさまざまである。

(1)の人材戦略を企業が持ち合わせないという状況であれば、チーム育成の中での個人のスキルアップは行うべきではない。賽の河原で石を積むような作業であるし、外部調達を徹底すべきである。個人の立場でいえば便利使いされるだけである。

(2)の技術の流れに人材育成がついていけないケースが、チーム育成の一環としてメンバーのスキルアップを図るべきケースである。ここで獲得されるスキルはプロジェクトのためになることはもちろん、メンバー個人にとっても意味があるし、組織にとっても意味のあるものになる。ここでのスキルアップは、対象とするスキルの内容や、プロジェクトの性格にもよるか、とりあえず、そのプロジェクトのスキルセットを満たすようなアビリティで十分であると考えられる。

(3)の人材の確保ができないという問題が一番厄介な問題である。この場合に考えるべきことは、単にメンバーとしてのスキルを身につけさせていくだけではなく、将来的なリーダーとして育成していく必要がある。そのためには、単にアビリティを身につけさせると言う発想では不十分であり、コンピテンシーを身につけさせていくことが必要になる。


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著者紹介

好川哲人、MBA、技術士
株式会社プロジェクトマネジメントオフィス代表、PMstyleプロデューサー
15年以上に渡り、技術経営のコンサルタントとして活躍。プロジェクトマネジメントを中心にした幅広いコンサルティングを得意とし、多くの、新規事業開発、研究開発、商品開発、システムインテグレーションなどのプロジェクトを成功に導く。
1万人以上が購読するプロジェクトマネジャー向けのメールマガジン「PM養成マガジン(無料版)」、「PM養成マガジンプロフェッショナル(有料版)」や「プロジェクト&イノベーション(無料」、書籍出版、雑誌記事などで積極的に情報発信をし、プロジェクトマネジメント業界にも強い影響を与え続けている。

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